アメリカのラスベガスで開催されているCES。2024年も注目のクルマたちが登場するが、ソニーホンダがアフィーラを発表した。ジャパンモビリティショーから大きな変化があったのだろうか……?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ソニーホンダ
【画像ギャラリー】航続距離は600kmか!? 来年登場ソニーホンダのアフィーラはみんなどう思う?(15枚)画像ギャラリー■ぱっと見は変わらないけど……
ソニーホンダが手掛ける新型BEV「アフィーラ」。CESでコンセプトモデルが登場した。大きく分けて2つのポイントが大きなポイントだという。
まずはADAS(先行運転支援システム)にAIを活用するということ。交通状態の認識や、経路選択などについて学習をすることで、常に適切な判断をADASが下すことができるようになるという。
具体的になにがどう変わるのか詳細は不明だが、クアルコムのSoCを使用するという。
■車内エンターテインメントをARで
ARで車内モニターに障害物などを投影しつつ、安心・安全な環境下で新たなエンターテインメントを楽しむことができるという。プレスカンファレンスでは実際に路上の光景が映し出された様子を見ることができた。
モンスターのような透過キャラクターが進路上に出てくるのだが、そこを通過するとポイントがもらえるというゲームのようだ。インパネ中央のディスプレイでそのようなゲームを見れるのは面白いと言えば面白い。
ただ走行中にテレビを見れないという昨今の自動車メーカーの安全思考からすればそこは逸脱しているようにも思えるし、ここら辺の思い切りがどのように転ぶかは未知だし、新しさがどこにあるかといわれると微妙か。
■メーターから見えた航続距離
今回のオフィシャル画像ではメーターパネル内に航続距離の表示がなされていた。ジャパンモビリティショーなどでもこの表記があったが、当時は1/4弱バッテリーを使った状態で333km。
今回は同様の走行距離で234マイル(376km)の表記だった。甘目に見積もっても実航続距離は600kmは厳しいのかもしれない。もちろんこの表記まで含めてソニーホンダの戦略なのかもしれないが、航続距離は気になるところ。
あとは価格次第な部分もあるが、ソニーホンダとしては低価格帯でのリリースをする雰囲気はない。値段相応でも充分かもしれないが、価格以上の満足感と信頼性の歴史を築いてきたソニーだけに、そのイメージをどこまで自動車に繋ぐことができるか気になるところだ。
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