■ますます勢いを増すばかりの中国メーカーだが
会場内を歩いていて目立ったのはやはり中国メーカーの勢いだ。2023年の中国国内での年間販売シェアで2001年に中国がWTO(世界貿易機関)加入以来、初めて中国メーカーが5割を上回ったというのもそれを裏付けている。
日本にも進出しているBYDをはじめ、中国スマホ大手の小米(シャオミ)が出展。シャオミのSU7は受注台数が7万5723台もの予約が入っていることが会場内でもアナウンスされた。
一方、今回の北京ショーに日本の自動車メーカーで出展していたのは4社。各社、現地合弁となる一汽トヨタと広汽トヨタのトヨタ、東風ホンダと広州ホンダ、東風日産、長安マツダだ。国産ブランドではレクサス、インフィニティも出展。
2023年の上海モーターショーではこの4社に続いて現地工場を持たないスバルもブースを出展していただけに、今回は出展見送りだったことには一抹の寂しさも感じさせた。
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