■左太ももホールドのためにセンターコンソールも付けました!
もちろんアイオニック5 Nはこうした楽しさを実現するため、「体幹」もしっかり鍛えてある。
まずは基本となるシャシーだが、スポット溶接の打点追加と接着面の延長、サブフレームの補強などにより剛性をアップ。ねじれで11%、前輪横方向で15%、後輪横方向で16%というからこいつは効きそうだ。
さらには84kWhという高出力バッテリーや専用の熱管理システムも、その高性能を支えている。
足回りについては、N 専用の電子制御サスペンションを備える。ホイールのGセンサーに加えて6軸のジャイロセンサーを適用し、制御速度を圧倒的に高めているのだ。
車内に座ってみても、ヒョンデの本気を感じる。素のアイオニック5は広々した明るいインテリアがウリだが、黒基調の5Nは一転してスパルタンな雰囲気。コーナリング時の左太もものホールドのために、あえてセンターコンソールも設置したというから恐れ入る。
最後に、肉食系EVとでも呼べそうなアイオニック5 Nの価格は858万円。素のアイオニック5のAWD(ボヤージュ)に対しておよそ300万円のアップだが、超ド級の性能と、メルセデスのEQCやアウディe-tronといったジャーマン勢の価格を考えれば、意外とお手頃というべきかもしれない。
【画像ギャラリー】太ももをホールドするコンソールも見て! ヒョンデ アイオニック5 Nの全貌はここから!(18枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方EV系の中では面白い車だけれど、信頼ない上でこの価格ではね。
これだけ金出せるならもっと面白く信頼もマシでブランド的にはずっと上な車種を選べる