■アストンマーティンの名車
1913年に設立されて以来、数々の名車を生み出してきたが、デビッド・ブラウン傘下になって以降のモデルから7台を厳選して紹介する。
●DB4(1958~1963年)
1958年発表のDBシリーズ第2世代の2+2クーペ。軽量かつ高剛性なボディに新開発のアルミ製3.7L、直6DOHCを搭載した。
●DB5(1963~1965年)
DB4の進化版で、映画『007』のボンドカーとして大活躍。ボディやシャシーの改良に加え、直6エンジンを4L化で高性能を図った。
●ラゴンダ(1974~1990年)
1974年~1990年まで作られた大型4ドアセダン。直線的なスタイルと薄型フロントマスクのデザインは、1976年のシリーズ2以降の特徴。
●V12ヴァンキッシュ(2001~2007年)
高性能なV12エンジンを搭載したフラッグシップモデルとして2001年に登場。映画『007ダイ・アナザー・デイ』での活躍も有名だ。
●ONE-77(2010~2011年:販売)
2008年発表の限定車で、7.3L、V12・NAエンジンと6AMTを搭載する2人乗りのFRスポーツ。限定数は、その名が示すように77台であった。
●ラピード(2010~2020年)
1960年代のセダン「ラゴンダ ラピード」の名を受け継ぎ、2009年に発表された4人乗りの5ドアクーペ。5.9LのV12搭載のFR車だ。
●シグネット(2011~2013年)
トヨタとのコラボで生まれた同社初の小型車。ベースとなるiQを英国に輸送し、内外装を分解。内外装はアストン専用だが、パワートレーンとシャシーは共通。発売時の価格は475万円から。
【画像ギャラリー】歴代アストンマーティンの姿はこれだ! 名車から現行車まで写真で一気見(38枚)画像ギャラリー■アロンソにヴァルキリーのロードカー納車!!
150台限定で、究極のロードカーとして開発されたアストンマーティン初のハイパーカー、ヴァルキリーが、レーシングドライバーのフェルナンド・アロンソに納車された。
F1マシンARM24をモチーフとしたカラーやグラフィックなど、彼の意向に沿ったビスポークが施された。同車を公道走行可能なF1と称したアロンソの初ドライブが、モナコ市街というのはF1王者に相応しい場所といえよう。
【画像ギャラリー】歴代アストンマーティンの姿はこれだ! 名車から現行車まで写真で一気見(38枚)画像ギャラリー■注目はF1でのホンダとのコラボ
アストンマーティンは1929年にル・マンに初参戦後耐久レース、スポーツカーレースに力を入れてきたが、現在は2021年に60年ぶりに復帰したF1に最も力を入れている。
そのF1は2026年からレギュレーションの大幅変更など激変するが、パートナーとしてアストンマーティンにパワーユニットを供給するのが今やF1界の最強パワーユニットに君臨するホンダ(HRC)だ。
さらに、F1界の優勝請負人、鬼才デザイナーのエイドリアン・ニューウェイの加入が確定している。まだF1未勝利ながら2026年以降のアストンマーティンF1には期待感しかない!
【画像ギャラリー】歴代アストンマーティンの姿はこれだ! 名車から現行車まで写真で一気見(38枚)画像ギャラリー
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