【ベンツ BMW アウディ VW…】ステーションワゴン輸入車オススメ 9選

■ベンツCクラスワゴン(価格:479万~1426万円)

●マイルドハイブリッド仕様もついにラインナップ!

 ベンツ初の小型車となった「190」シリーズの後継車となる欧州Dセグメントに属する、Eクラスと並ぶベンツの中核車種。

 現行型で4代目モデルとなり、昨年ビッグマイナーチェンジを受けている。

 CクラスはFR系のベンツとしては最も小さいモデルながら、各部の質感、安全性などボディは小さくてもEクラスに非常に近いものを持っていることが大きな特徴だ。

 パワートレーンは1.6Lターボ、1.5Lターボ+小型モーターのマイルドハイブリッド、2Lディーゼルターボに加え、それぞれ4WDとなるC43、C63といったAMGも設定する。

■ボルボ V60(価格:499万~649万円)

●8月にはプラグインハイブリッド仕様も登場

 90系のボルボも採用する新世代のSPAプラットフォームを使う、ベンツCクラス、BMW3シリーズをターゲットとしたモデル。

 パッケージング&駆動方式はエンジン横置きのFFを基本とし、ハイパワーモデルは4WDとなる。

 V60はボルボらしい予防安全、衝突安全性を含めた世界トップラスの安全性能はもちろん、明るいインテリア、ライバル車に対し若干ボディサイズが大きい点も特徴だ。

 パワートレーンはすべて8速ATとの組み合わせでFFとなる2Lターボ、4WDで2Lターボ+スーパーチャージャーのプラグインハイブリッドを設定する。

■BMW 3シリーズツーリング(価格:456万~875万円)

●BMWらしいしっかりしたフィールを持つワゴンだ

 3シリーズツーリングはスポーツセダンのベンチマーク的存在である3シリーズセダンをベースにしたスポーツワゴンで、現行モデルは日本導入が始まったばかりだ。

 現行モデルはスタイルこそいつものBMW流で大きな変化は感じにくいが、AI会話システムを採用したインテリア、運転支援システムの劇的な進歩など、外から見えない部分の進化は非常に大きい。

 すべて8速ATと組み合わされるエンジンは直4の2Lターボ、2Lターボのハイパワー版、2Lディーゼル、直6の3Lターボの4つで、2Lディーゼルと3Lターボは4WDとなる。

■VW パサートヴァリアント(価格:412万9000~577万9000円)

●ライバルよりコスパに優れたステーションワゴン

 パサートヴァリアントは車格としてはCクラスなどと同じDセグメントに属するが、Cクラスなどほどプレミアムではない、実用性も重視したステーションワゴンというキャラクターを持つ。

 それだけにこのクラスとしては大きなボディサイズを生かした広い室内に加え、ラゲッジは標準状態で650Lという超大容量を確保しており、大きな荷物を運ぶことが多いユーザーには有難い。

 パワートレーンは1.4Lターボ+7速DSG、それぞれ6速DSGと組み合わされる2Lターボ、2Lディーゼルの3つで、内容を考えればコスパの高いクルマだ。

■VW ゴルフヴァリアント(価格:298万~579万9000円)

●ゴルフらしい雑味のない走りが一番の魅力かも

 激戦区となっているCセグメントのベンチマークとなっているVWゴルフのステーションワゴン。

 ゴルフファミリーの一員だけにすべてが高次元な中でソツない仕上がりで、はじめての輸入車にもピッタリのモデルだ。またラゲッジスペースも標準状態で805Lと、このクラスとしては巨大だ。

 エンジンはすべて7速DSGと組み合わされる1.2Lターボ、1.4Lターボ、最近加わった2Lディーゼル、スペシャルモデルで4WDの「R」に搭載される2Lターボが設定される。

 モデル末期だけに購入条件も緩んでおり、検討する価値のあるモデル。

次ページは : ■MINI クラブマン(価格:322万~538万円)

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