ホンダがついに動いた！ 2025年9月発売予定の新型「プレリュード」を公式サイトで先行公開した。テーマは「グライダーのような高揚感」。さらに進化したハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載し、環境性能と操る喜びを高次元で融合した“新時代のスペシャリティスポーツ”がここに誕生する。
文：ベストカーWeb／写真：ホンダ
公式サイトでお披露目！ 「UNLIMITED GLIDE」が描く新しいスポーツカー像
2025年7月31日、ホンダは新型プレリュードの情報を公式ホームページで先行公開した。掲げたグランドコンセプトは「UNLIMITED GLIDE～どこまでも行きたくなる気持ちよさ×非日常のときめき～」。
グライダーをヒントにしたこのクルマは、滑空するような高揚感と日常を超える特別な時間を提供するモデルである。搭載するのは、さらに進化したハイブリッドシステム「e:HEV」。環境性能と「操る喜び」を兼ね備えた次世代スペシャリティスポーツの先駆け・前奏曲（プレリュード）として期待される。
デザインと実用性を両立！ 次世代スペシャルティカーの真価
エクステリアは低くシャープなフロントノーズと抑揚のあるボディラインが目を引く。LEDヘッドライトやブラッククロームのフロントグリルなど、滑らかなグライダーのイメージを彷彿とさせる造形である。
インテリアはブルー×ホワイト、ブルー×ブラックの2トーンを設定。高品質な表皮やロゴ刺繍が特別感を演出する。スポーツ走行を意識した運転席、快適性を重視した助手席、専用メーターやDシェイプステアリングなど、ドライバーの気分を盛り上げる装備が満載だ。
さらに広いテールゲート、後席可倒機構、床下収納を備えた荷室も用意。スポーティでありながら、日常使いにもバッチリ対応する一台に仕上がっている。
シビックタイプR譲りの足回りを継承！
足回りには2017年型シビックタイプRで初導入された「デュアルアクシス・フロントサスペンション」を採用。これは従来、タイプR専用だった革新的なサスペンションであり、他モデルに搭載されるのは今回が初めて。クルマ好きの胸が熱くなるポイントだ。
さらに、フロントにはブレンボ製ブレーキを装備し、ワイドトレッド化も実施。これにより、高いスポーツ性能と快適な乗り心地の両立を実現し、「グランドツーリング・スポーツクーペ」としての完成度が高まっている。
ボディカラー、限定仕様、そして24年ぶりの復活！
ボディカラーは新色「ムーンリットホワイト・パール」を含む全4色をラインナップ。さらに、このムーンリットホワイト・パールにブラックルーフを組み合わせた「Honda ON Limited Edition」が数量限定でオンライン販売される予定だ。
1978年の初代から、国産車初の電動サンルーフ、アンチロックブレーキシステム（ABS）や世界初の四輪操舵システム（4WS）など先進技術を積極採用してきたプレリュード。6代目となる新型は、ハイブリッドスポーツとして電動化時代に挑む。そして、24年ぶりに復活するこの名車は、再び多くのファンを魅了すること間違いなしである。
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