三菱パジェロミニ&日産キックスが超絶穴場で大注目!!


進化した2代目パジェロミニとそのOEMの日産キックス

1998年に軽規格の変更に合わせて登場した2代目。初代よりも大きくなったが、パジェロっぽくないフロントマスクが賛否両論あった

 最終型となった2代目パジェロミニは軽自動車が新規格となった1998年に登場。ボディは独自のモノコック構造のボディをベースに衝突時のエネルギーを吸収して緩和する「クラッシャブルボディ構造」を採用。

 エンジンは先代と同じ直列4気筒SOHCと直列4気筒DOHC20バルブターボの2種類だが、「リーンバーンMVV」を採用することで、環境性能を向上させている。

 また、トランスミッションも5速MTは変わらないが、3速ATから4速ATへと変更されているのが特徴だ。

 4WDシステムも従来と同じイージーセレクト4WDのままだが、先代と比べるとオンロード色が強まり、軽オフローダーとしての魅力は薄まった。

2代目パジェロミニは独自のモノコックをベースを採用。クラッシャブル構造なども取り入れ、衝突安全性能は初代に比べて飛躍的に向上

 1998年10月に登場して以降一部改良などを行い、2001年にはABSを標準装備。そして2002年9月にはターボエンジンをDOHC20バルブから自然吸気と同じSOHC16バルブ変更。

 2003年にマイナーチェンジを行い、内外装の変更。そして2度目のマイナーチェンジを行った2008年に内外装の変更とともにエンジンの制御などが見直された。

 そして、このタイミングでパジェロミニは日産へOEM供給され、キックスとして販売開始された。

4代目パジェロ譲りのフロントマスクに変更されたモデルになって日産にOEM供給され、日産キックス(KIX)として販売され、日産の隠れたドル箱モデルとなった

 当時の日産は軽自動車を自社開発しておらず、スズキからモコ、ピノ、三菱からオッティなどがOEM供給されていて、その一環でパジェロミニがキックスとして供給された。

 したがって最終型パジェロミニとキックスはエンブレムが異なるだけの同じモデルということになる。

 両モデルともに2012年に販売終了となりすでに約7年半が経過しているが、果たしてパジェロミニ、キックスの中古車相場はジムニーのように高値が続いているのか調べてみたいと思う。

三菱パジェロミニ

販売期間:1994~1998年(初代)、1998~2012年(2代目)

写真は2度のマイチェンを受けた後の最終モデル。パジェロミニと言えば、パジェロ譲りの個性的なツートーンカラーの人気が高い

 まずはパジェロミニから。

 最終型のパジェロミニの中古車の流通台数は約870台。3カ月前は約900台だったので、減少傾向となっている。

 中古車の平均走行距離は約7.2万kmから約7.7万kmと伸びており、平均価格も3カ月前の約47万円から現在は約39万円へと値落ちしている。

 こうして見る限りでは、ジムニーほどの高値にはなっていない。そして、最終型パジェロミニの中古車の価格帯は約1万円~約130万円で、予算50万円で購入できるクルマが約500台も流通している。

2代目は初代に比べてオンロード色を強めたが、オフロード性能は高く、パジェロミニのアイデンティティでもある背面タイヤを装着

 グレード構成を見ていると、最も多いのが、2002年9月の一部改良で設定されたターボエンジン搭載車のVR 4WDで約243台。

2代目パジェロミニはインテリアの色遣いがシックで高級感がある。メーターパネルなども今見ても古さを感じさせない

 続いて多いのが、2004年1月から数回設定された特別仕様車のアクティブフィールドエディションで、ターボ車のVRをベースにクラリオン製のHDDナビを標準装備したモデルが約79台。

 そして、2008年9月のマイナーチェンジの際に設定されたエクシードが約75台とターボ車が上位を占めている。もう、初期型の20Vターボエンジン搭載車はかなり流通台数が少なくなっているため、SOHCターボ車が探しやすい。

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