【つわものどもが夢のあと】市販されなかった日本の小型FRスポーツ

スズキC2

初公開:1997年東京モーターショー

ヘッドライト回り、前後フェンダーをブラックアウトしているC2は軽サイズではなく全長3650×全幅1650×全高1220mmの5ナンバーサイズだった

 1997年の東京モーターショーに出展されたC2は当時現役だったカプチーノの「思想を継承、発展させたスズキの新しい提案」という思想を持つコンセプトカーである。

 C2はオープン2シーターというのはカプチーノと同じだが、ボディサイズは全長3650×全幅1650×全高1220mmと5ナンバーサイズに拡大。

 エンジンは1.6L、V6シングルターボ+ハイブリッドとなる現在のF1よりもエンジンの形式としては強烈な1.6L、V8ツインターボ!(最高出力250馬力&最大トルク29kgm)という冗談のようなものを搭載。

 トランスミッションは6速MTと5速ATを組み合わせる。

 C2は当時でも現実離れしたコンセプトカーだったが、パワートレーンを除けば市販されてもおかしくないレベルだった。サプライズの多いスズキだけに期待がかかったが、現在に至るまで市販されていない。

C2の最大のサプライズは搭載エンジンで、1.6L、V8ツインターボだった。非現実的ではあるが、4気筒ターボを乗せて市販化されるのに期待していた

【画像ギャラリー】レーシングマシンのコンセプトカーも公開されていたトヨタS-FR&日産IDx

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