自転車からクルマまで使える新発想のタイヤコーティング「チタンの鎧-LOAD-」が8月25日に登場。転がり抵抗低減やグリップ力向上など、走りの質を変える最新技術が詰まった注目アイテムだ。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
分子レベルで“走り”を変える新技術
株式会社クレストヨンドが8月25日に発売する「チタンの鎧-LOAD-」は、酸化チタンナノ粒子を応用したタイヤ専用コーティング剤。価格は3960円(税込)で、ロードバイクのタイヤなら約20本分に施工可能だ。販売は公式オンラインショップ、Amazon、全国の取扱自転車店などで行われる。
同社はすでにドライブトレイン向けのコーティング剤「チタンの鎧」で高評価を得ているが、その技術をタイヤに転用したことで、走行性能の“根本的な進化”を目指した。
主な効果とメリット
リリースによれば、国内大手自転車タイヤメーカーのテストで以下の効果が確認されている。
・転がり抵抗を平均4.7%低減
エネルギーロスが減り、ロードバイクでは巡航が軽快に。自動車においても燃費向上につながる可能性がある。
・グリップ力を平均16.2%向上
雨天時でも水膜を排除し、タイヤがしっかり路面を捉える。安全性の強化に直結するポイントだ。
・ロードノイズ低減&快適性アップ
走行時の微細振動を分散し、タイヤの共振を抑制。静かで上質な乗り心地が期待できる。
・摩耗抑制と自浄効果
タイヤ表面を保護し寿命を延ばすと同時に、汚れが付きにくいセルフクリーニング効果も。
さらに、効果は1回の施工で1000km以上持続するとされ、日常利用からレースシーンまで幅広く活用できる。
自転車からクルマまで対象ユーザーは幅広い
「チタンの鎧-LOAD-」はロードバイクのホビーライダーはもちろん、オートバイや自動車ユーザーにも対応する点がユニークだ。特に燃費や静粛性に敏感なクルマ好きにとっては、手軽に導入できる“体感型アップグレード”として注目されるだろう。
同社代表の守谷修氏は「数値以上に、実際に走ったときの軽さや安心感は驚きを与える」とコメント。技術の信頼性だけでなく、リアルな体験を重視して開発されたことがうかがえる。
まとめ
「タイヤ性能=メーカー純正の設計次第」という常識を覆す存在が、この「チタンの鎧-LOAD-」だ。特に車好きにとっては、“後付けで走りの質を底上げできる”という点が新しい。施工が簡単で、価格も1本あたりに換算すればリーズナブル。DIY派やパフォーマンスを追求するドライバーにとって試してみる価値は大きい。
ただし、タイヤの基本性能を超える“魔法の液体”ではなく、あくまで性能を引き出す補助的な存在。正しい施工と、タイヤ自体の状態管理が前提となることは忘れないでほしい。


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