車両盗難が深刻化する今、「物理的な抑止力」に注目が集まっている。Makuakeで目標達成率2340%を記録した盗難防止ギア「MTK ハンドルロック2」が、ついにAmazonで一般販売を開始。電子対策だけでは不安なオーナー必見だ。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
盗難犯に“時間”を使わせるという発想
リレーアタックやCANインベーダーなど、近年の車両盗難は電子的手口が主流になりつつある。その一方で「最後にモノを言うのは物理的な抑止力」という考え方が、クルマ好きの間で再評価されている。そんな流れを象徴するのが、三金商事が展開する「MTK ハンドルロック2」だ。クラウドファンディングMakuakeで目標の2340%を達成した事実は、オーナーのリアルな不安とニーズを如実に示している。
MTK ハンドルロック2の開発コンセプトは明快だ。「盗難犯に時間を使わせることが最大の防御」。チェーン、リング、ロック部すべてにおいて強度を追求し、16t耐圧テストをクリア。簡単に壊せない=狙われにくいという、王道かつ確実な抑止力を備えている。
チェーンとリングには直径8mmの高耐久ステンレスを採用。24インチのボルトカッターによる切断テストでも、わずかな凹みができるのみという結果は注目に値する。安価なワイヤーロックとは一線を画す部分だ。さらにロック部は金属製カバーを採用し、こじ開け対策も万全。鍵はピッキング耐性に優れた円形キー構造で、専用キーが3本付属する。
日常使いを想定した細やかな配慮
強度一辺倒で終わらないのが、この製品の評価ポイントでもある。チェーンカバーには視認性の高いイエローを採用し、夜間でも「装着している感」をしっかり主張。これは盗難犯への心理的プレッシャーとして大きい。
内装保護にも抜かりはない。ハンドル接触部には伸縮カールコード、ロック部には傷防止テープが付属。さらに専用収納ポーチも用意され、使わないときの車内保管にも配慮されている。日本企業による企画・販売で、日本語サポートと1年保証付き。適合しなかった場合の返品・返金対応(規定あり)が用意されている点も、購入ハードルを下げる要素だろう。
電子セキュリティと物理ロックの“二段構え”は、これからの盗難対策の基本。Amazonで一般販売が始まった今、導入しやすくなった点も見逃せない。
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