【シティ シルビア チェイサー RX-7…】 もう一度乗りたい!!! レストアしてほしい往年の名車たち 9選

■トヨタ 6代目チェイサーツアラーV(永田恵一)

 私は実は隠れドリ車好きで、トヨタのJZ系直6ターボエンジン搭載のドリ車を見ると走り去るまで見届けるほどの大ファンで、なかでもチェイサー最後のモデル、100系ツアラーV(後期型ならマークIIも可)だ。

先代90系のツインターボからシングル化された1JZ-GTE搭載。280ps/38.5kgmはR33GT-Rを凌ぐ

 理由は内外装が私のツボにドンピシャだから、に尽きる。ベースは後期型の純正MT。さすがに最終型でも約20年前のクルマだけに相当の整備やリフレッシュは必要になるだろう。

 そのついでにカラカラいうクラッチと機械式LSD、タービン、マフラー、エアロの3つは入れて、40代になった私が乗っても似合うエレガントなドリ車に仕上げたい。でも小心者の私はドリフトしないだろうなあ(笑)。

■マツダ FC3S型サバンナ RX-7カブリオレ(編集部 イイボシ)

 かつての愛車だったFC3SサバンナRX-7、それもカブリオレでお願いします!

 速い、小さい、軽い、気持ちいい、そして格好いいと何拍子も揃ったスポーツカー。私が乗っていたのは2シーターの限定車「アンフィニ」だったが(←自慢)、今乗るならカブリオレがいい。

FC3S型サバンナRX-7カブリオレはロータリー生誕20周年を記念し、1987年8月に登場した

 若い頃のように「スキあらば全開!」という走り方ではなく、オープンにして爽快かつ小気味よく走りたい!

 今、あんなクルマが新車で出てきたら、話題になるのはもちろん、本当にほしがる人も多いと思う。5速MTを駆使して街中を走るだけでもクルマの愉しさを満喫できるはず。

■トヨタ 2代目コロナマークII GL(編集部 ウメキ)

 初代セリカやコスモスポーツ、はたまたハコスカGT-Rみたいなクルマはさ、現存率が高いうえに“好きモノ”がしっかりと維持保存しているし、パーツもあってノウハウも豊富だから、ま、ほっといても大丈夫なのよ。

 んで、個人的にレストアして欲しいのは、梅木家に2台目にやってきた1973年式マークII。X10系といわれる2代目モデル。しかもハードトップの18R-G積んだGSSみたいなのではなく、ウチにあったセダンのGL。

2代目コロナマークIIは1972年に登場。1.8LのGLセダンは1974年に追加されたグレードだった

 こんなフツーのクルマって、現存率はかぎりなくゼロ。小学生時代の家族旅行を思い出すあのクルマってヤツですよ。

■日産 180SX(編集部 イイジマ)

 私がレストアプランを作ってほしいのは180SXですね。正直、古今すべての日産車のなかで、最もカッコいいのではないかと思ってますよ!

 レストアで新車同様に甦るっていうなら、思わず今から中古を探す人もいるんじゃないですかね?

S13型シルビアのハッチバックモデルとして1989年に登場した180SX。こちらはNAの設定はなく、ターボのみ

 でもS13シルビア系はシャシーがそんなに強くないようなので、オプションメニューで「シャシー剛性モリモリコース」を作るといいかと思います。

 おそらく100万円単位で出費が加算されるでしょうが、ふたりくらいは喜んで払う人がいるでしょう。パワーアップはそれから考えるってことで、ね。

■日産 R32スカイライン GTS-tタイプM(編集部 ワタナベ)

 自分史上、国産車歴代最もカッコいいクルマといえばR32スカイラインGTS-tタイプM。もちろんクーペね。

 AE92の次に手に入れたクルマがこれで、フロントエアロバンパー、サイドスカート、リアアンダースカートの純正フルエアロをつけたタマを中古で3年落ちで手に入れたっけ。ボディカラーは黒。

これが純正フルエアロ仕様のR32スカイラインGTS-tタイプM。これが1995年当時の中古市場では高騰していて、中古なのに総額で260万円ほどした記憶がある
これが純正フルエアロ仕様のR32スカイラインGTS-tタイプM。これが1995年当時の中古市場では高騰していて、中古なのに総額で260万円ほどした記憶がある

 R32といえば4WDのGT-Rばかりがもてはやされるけど、販売台数からいったらスマートな5ナンバーサイズのFRスポーツだったGTS-tタイプMをリフレッシュして販売してほしいと願う元ユーザーは根強いはず。

 出たら私、絶対買いますぜ!

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