トヨタ AE86 レビン/トレノ vs ホンダ CR-X(初代)
スポーツモデルは伝統を受け継ぐ後輪駆動のFRか、新感覚のFFかが議論された1980年代前半に颯爽と現われ、若者たちをとりこにしたライトウエイトスポーツクーペが、AE86を名乗るトヨタのカローラレビンとホンダのバラードスポーツCR-Xだ。
AE86レビンは新世代のDOHC16バルブユニットを搭載するが、駆動方式は古典的な後輪駆動。これに対しワンダーシビックとメカニズムの多くを共用するCR-Xは、FFスポーツクーペだ。性格的にはAE86レビンのほうが硬派の味付けになっている。
レビン/トレノ最後のFRクーペのAE86は、操る楽しさに満ちあふれ、ワクワク感は格別だ。CR-Xはパーソナル感覚が強かった。だが、DOHC16バルブのSiが加わり、スポーティ度はグッとアップする。
冴えたフットワークのCR-X、ライバルのAE86レビンは軽快なハンドリングが売りだ。レースやラリー、そしてアニメの世界でも活躍し、ファンを広げた。AE86レビンはチューニングの幅が広く、愛車をいじり倒す楽しみもある。
日産 フェアレディZ(Z32) vs トヨタ スープラ(A80)
フェアレディZ生誕20年の節目となる1989年の夏に、流麗なフォルムで登場したのが4代目のZ32だ。
欧州の一流スポーツカーを凌駕することをめざし、最先端のメカニズムも導入した。搭載するのは3LのV型6気筒DOHCとDOHCターボである。4輪マルチリンクのサスペンションに4輪操舵のスーパーHICASも話題を振りまいた。
A80スープラも同様に北米市場に向けて発信されたスペシャルティカーだ。第2世代となるA80スープラは運動性能を高めるために全幅を広げ、空力性能も徹底的に磨いている。
心臓はこちらも6気筒DOHCとDOHCツインターボだ。しかしこちらは、快音を放つ直列6気筒にこだわっている。ゲトラグ社と共同開発した6速MTの採用も話題になった。
どちらもレースに参戦して大暴れしたが、強烈な印象を残したのはA80スープラである。
じゃじゃ馬として知られたが、後期モデルは市販車もタイヤやブレーキを強化してハンドリング性能に磨きをかけた。コンバーチブルを含め、Z32は爪を隠して粋に流す走りが似合うスポーツカーだ。
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