日産サクラがマイナーチェンジ! 今の時代に珍しい最大15万円の大幅値下げ&装備充実! 補助金込みで186.9万円から!

日産サクラがマイナーチェンジ! 今の時代に珍しい最大15万円の大幅値下げ&装備充実! 補助金込みで186.9万円から!

 2022年の発売以来、4年連続で暦年電気自動車販売台数NO.1を獲得してきた日産サクラがマイナーチェンジ。今回の改良はデザイン刷新に加え、使い勝手の向上、さらには価格戦略の見直しまで踏み込んだ内容となっており、これまで以上に売っていきたいと意志が前面に出たモデルだ。さて、どこが変わったのか解説していきたい。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部

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日産サクラのマイナーチェンジのポイント

「水面乃桜(ミナモノサクラ)」と「スターリングシルバー」を組みあわせた2トーンカラーのサクラG
「水面乃桜(ミナモノサクラ)」と「スターリングシルバー」を組みあわせた2トーンカラーのサクラG

 今回のサクラの改良は、「見た目」「使い勝手」「機能性」の3点に集約される。まず大きな変化はフロントマスクだ。XおよびGグレードでは、従来のピアノブラック調グリルから、ボディ同色グリル+カッパー色のアクセントを取り入れた新デザインバンパーへと変更。

これによりリーフやアリアと共通する“日産EV顔”へ進化し、より先進的で上質な印象を獲得した。また、従来は14インチだったGグレードのアルミホイールも、新デザインの15インチに変更した。

右のSグレードの外観は従来と変わらず
右のSグレードの外観は従来と変わらず

 ボディカラーのラインナップも新色の「水面乃桜(ミナモノサクラ)」と「スターリングシルバー」を組みあわせた2トーンカラーなど、色彩豊かな全10色を用意。サクラはこれまでピンクのボディカラーを用意されていたが、水面乃桜のボディカラーを日の光の下で見ると、より艶やかな印象だ。

カッパーのアクセントが上質
カッパーのアクセントが上質

 機能面では、日常の使い勝手を意識した改良が目立つ。助手席側にもカップホルダーを新設し、インパネ中央にスライド式ホルダーを追加。ハザードスイッチ下部分のエアコン吹き出し口にリブを追加することでエアコンの風向を改良、ドライブモードスイッチの配置見直しなども含め、日々の運転で感じていた細かな不満をしっかり潰してきた。

100V AC電源(最大1500W)はインパネとラゲッジスペース左側に装備
100V AC電源(最大1500W)はインパネとラゲッジスペース左側に装備

 さらに注目すべきは、100V AC電源(最大1500W)をインパネとラゲッジルームに設置した点。車内外で家電が使えるいわゆるV2L的な機能で、災害時やアウトドアでの利便性が大きく向上する。軽EVながら“電源としてのクルマ”という価値を強く打ち出してきた形だ。

 そのほか、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車時にクルマから離れると自動でロックする「降車時オートロック機能」、人や荷物の置き去りを防ぐ後席リマインダーを備える。また充電リッドのロック機能を全車標準化。充電中のいたずら防止など、EVならではの不安点にも手が入れられている。

充電口のロック機能を追加
充電口のロック機能を追加

 一方で、アンビエントライトの廃止などコスト調整の側面も見られるが、全体としては“必要な装備をしっかり強化した実用進化型”といえる内容だ。ちなみにプロパイロットはGに標準装備、Xでも選ぶことができる。

最大15万円の値下げ! Sグレードは補助金込みで約186.9万円

299万8600円のGグレード。補助金込みだと実質241万8600円
299万8600円のGグレード。補助金込みだと実質241万8600円

■日産サクラのラインナップと価格
S:244万8600円(外観は従来から変更なし)
X:259万9300円
G:299万8600円
※いずれのグレードもCEV補助金は58万円

 今回のマイナーチェンジで最大のトピックは、価格戦略の見直しである。まず注目は、これまで法人専用だったSグレードの一般販売化だ。これまでの253万7000円から244万8600円と約15万円の値下げを断行。

 加飾がないとはいえ、バックビューモニター、ヒートポンプ式エアコンなど日常使いに十分な装備類を備えている。このエントリーグレードの拡充により、「とにかく安くEVに乗りたい」というユーザー層を一気に取り込む狙いが明確になった。

 一方で主力のXグレードは259万9300円と価格据え置き。しかし、インテリジェントアラウンドビューモニターや前席ヒーター付きシート、ステアリングヒーターを標準装備にしているので、実質的には“値下げ同等”の価値向上といえる。

 最上級グレードのGは299万8600円と約8.3万円の値下げと、300万円を切った価格設定が魅力だ。GグレードはNissan Connectナビを標準装備するほか、プレミアム2トーンカラーや15インチの新アルミホイール、上質なカッパーアクセントインテリアが標準装備。

 さらに見逃せないのが補助金との組み合わせだ。国のCEV補助金は58万円。Sグレードなら186.9万円で購入することができる。

 つまり今回の改良は、単なる商品改良にとどまらない。“価格”“装備”“選びやすさ”の3点を同時に強化することで、軽EV市場そのものをさらに広げていく戦略モデルチェンジといえる。

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