運転支援機能が充実して疲れない
もうひとつ高速移動で素晴らしいのは、これは安全運転にも重要なADAS(運転支援機能)が充実していること。
ACC+LKA、ACCが渋滞対応でしっかりしている。さらに車線内中央維持機能のLKA(レーンキープアシスト)はレーンキープアシストの強さを好みにセットできる。
またACCとLKAはセットではなく(他メーカーはセットが多い)独立して作動させることができるのだ。ボクは運転疲労軽減にLKAを重要視するのでこれは助かる。
スキーで疲れた帰路、ADASがあると本当に助かるのだ。ADASがあることで行動半径が広がるといえる。
気持ちのいいハンドリング
諏訪南ICで高速を降りるとすぐ傍のGSで給油する。理由は現地の冬季用軽油を入れてトラブル予防のため。気温が低い山に登るので軽油の凍結防止。以前、エンジンが掛からなくなった経験から必ず行う。
とここまで燃費は少し飛ばし気味だったので15km/Lほど。巡航速度を80km/hに落とせばいきなり19~21km/Lにまでアップする。いかにこのクラスのSUVは空気抵抗が大きいのかが窺えるが、次期モデルでこの点は改善の余地がある。
高速を降り給油しスキーブーツを出して助手席の足元に置き温める。ボクのスキーブーツは温めてシェルを柔らかくしないと履くのに時間がかかる。セパレート可能なエアコンがしっかりと助手席足元に温風を吹き付けてくれる。
そこからは山道のワインディング。サスペンションはしなやか。柔らかすぎるでもなく、もちろん硬くはない。コーナーでの切り返しや、奥深く曲がり込んだ中速ヘアピンなど、コーナリングがとても気持ちいい。
軽快と重厚の中間のハンドリングで、そのフィーリングに安っぽさがないことも重要だ。民家の多く狭い田舎道では視界が良好なことも重要。
対向車とすれ違う時など、思わぬ障害物や人、動物に注視しなくてはならない。CX-8の視界はすこぶるいいと感じる。
ただしひとつだけ改善を要求したいことがある。
フロントサイドウィンドウに降雪時や雨の時に水滴が付着しドアミラーが見辛くなる。このとき窓を上下させるだけでCX-30などは水滴除去でき視界がクリアになる。CX-8は出来ないのだ。上級車種なのに。
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