8年目の奇跡!! 三菱ミラージュのマイナーチェンジはなぜ行われたのか

海外での評価も上々!「最も中古車価値が高いサブコンパクトカー」として表彰された、ミラージュ

 昨年12月、ミラージュは、価格、維持コストの低さ、高い安全性などが評価され「最も中古車価値が高いサブコンパクトカー」として、アメリカの2020ビンセントリック・ベストCPO バリュー賞※※に輝いている。

 ちなみに、過去のサブコンパクトカー・クラスの受賞車は、2018年日産ヴァ―サ、2019年ヤリスIA、2020年ミラージュG4、サブコンパクト・ハッチカー・クラスでは、2018年トヨタヤリス、2019年ホンダフィット、2020年がミラージュと、日本メーカーのクルマが連続受賞をしている。

 アメリカ市場で賞を得たから偉いという事でもないが、ミラージュが信頼性の高いクルマだと証明するには十分な成果であろう。

※※ビンセントリック社:米国ミシガン州にある、自動車データ編集や分析を手がけている会社。2015~2019年の5年間に、すべての市場セグメントで最高の価値を持つ車両を表彰した。毎年およそ2万4000kmを走行すると仮定。総所有コストの数値と、車の現在の市場価格を比較する統計分析を用いている。

まとめ

 三菱は、モデルチェンジで最新ボディと最新エンジンなど、莫大な費用を投資してモデル更新するよりも、一つの商品を大切にアップデートし、長く愛されるモデルに育てようとしていると考えられる。

 三菱は、いま潤沢に使える予算があるようなメーカーではない。現時点、ミラージュは、正しい選択をしていると筆者は考える。あとは、このクルマの魅力を、どのように顧客へと広めていくか、だ。

【画像ギャラリー】8年ぶりにマイナーチェンジした三菱ミラージュをみる!!

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