トヨタが50系RAV4向けに「純正リフトアップ」の提供を開始した。最大の特徴は、約2インチのリフトアップを実現しながら、トヨタ純正ならではの品質や保安基準への適合、販売店施工による安心感を両立していることだ。さらに話題の「GORI GORI BLACK」塗装パーツも追加され、RAV4カスタムの新たな選択肢として注目を集めそうだ。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】RAV4純正リフトアップは買いか? 2インチアップの実力とは(6枚)画像ギャラリーメーカー純正だから実現できた”安心して楽しめるリフトアップ”という新提案
SUVらしい迫力あるスタイルを手軽に楽しみたい——。そんな50系RAV4オーナーにとって見逃せない純正カスタマイズが登場した。
トヨタ純正用品を後付けできる「トヨタ アップグレード ファクトリー」を通じて、50系RAV4向けの純正リフトアップの提供がスタート。加えて、無骨なスタイリングを演出する「GORI GORI BLACK(ゴリゴリブラック)」塗装のフェンダーアーチモールも同時発売される。
最大の特徴は、「メーカー純正」であることだ。
一般的にリフトアップはアフターパーツメーカー製を装着するケースが多く、「乗り心地は悪くならないか」「保安基準は大丈夫なのか」「保証への影響は?」といった不安を抱えるユーザーも少なくない。
今回の純正リフトアップは、こうした不安をできるだけ解消するため、施工前に販売店で車両ごとの事前検査を実施。施工可能と判断された車両のみ作業を行う仕組みを採用している。
純正品質で約2インチアップを実現
今回設定されたリフトアップ量は前方50mm・後方40mm(約2インチ)。RAV4本来のSUVらしいシルエットをさらに強調し、オフロードテイストを高めた存在感あるスタイルへと進化する。
一方で、単純に車高を上げるだけではなく、専用スプリングを新たに開発し、可能な限り純正に近い乗り心地を目指している点もポイントだ。もっとも、トヨタも「走行安定性の低下や燃費悪化の可能性がある」と明記しており、リフトアップによる車両特性の変化については理解したうえで選択する必要がある。
また、車高が変わることでバックアップランプの位置が保安基準に適合しない場合には、販売店で移設作業もあわせて実施。施工後には灯火類の高さなども計測し、保安基準への適合確認が行われる。
こうした細かな確認までメーカーが制度として整えている点は、純正ならではの大きなメリットと言えるだろう。
リフトアップを希望する場合は、まず5500円(税込)の事前検査を申し込み、その結果、施工可能と判断された車両のみ販売店でリフトアップ施工を受けられる流れとなる。リフトアップセットの部品価格は18万1566円(税込)。車両によってはバックアップランプ移設用部品が別途必要となる。
今回の発表でもう一つ注目したいのが、「GORI GORI BLACK」塗装を施したフェンダーアーチモールだ。特殊な凹凸感を持つ独特のブラック塗装によって、RAV4の持つアウトドアイメージをさらに強調。樹脂パーツの存在感が増し、まさに”ラギッドSUV”らしい雰囲気を演出してくれる。
価格は10万8020円(税込・工賃込み)。購入方法は車両の所有・サブスクを問わず利用可能となっている。
さらに2026年7月下旬には、同じGORI GORI BLACK仕様のフロントスキッドプレート、フロントバンパー、ドアミラーカバーも発売予定。シリーズでコーディネートすることで、統一感あるカスタムを楽しめそうだ。
メーカー純正カスタマイズは従来、控えめな仕様が中心だった。しかし近年はユーザーの多様なニーズを受け、個性を引き出すアップグレードメニューが増えつつある。
今回のRAV4向け純正リフトアップもその流れを象徴するメニューと言えるだろう。迫力あるスタイルを求めながらも、「純正品質」と「販売店施工」の安心感を重視したいユーザーには、有力な選択肢となりそうだ。








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