ルノーの3列7人乗りミニバン「グランカングー」に、フランスの美しい村をイメージした限定色をまとった「グランカングー クルール」が登場した。限定50台、価格は482万円。実用性と個性を兼ね備えた、その魅力をチェックしたい。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】ルノー グランカングー クルールは買いか? 限定50台の魅力(3枚)画像ギャラリーオレンジ色だけじゃない! 1024通りのシートアレンジも魅力
ルノー・ジャポンが2026年9月10日、限定車「ルノー グランカングー クルール」を発売した。販売台数は50台限定で、メーカー希望小売価格は482万円(税込)。全国のルノー正規販売店で9月10日から27日まで購入申込みを受け付け、申込み数が販売予定台数を上回った場合は抽選となる。予定台数に達しなければ、先着順による通常販売に移行する。
最大の特徴は、そのボディカラーだ。専用色として採用された「オランジュ コロンジュ」は、フランス中部にあるコロンジュ・ラ・ルージュの歴史ある街並みをイメージしたオレンジ。ルノーらしいフレンチテイストを前面に押し出したカラーで、ブラックバンパーとの組み合わせも個性的である。
ただし、このクルマの魅力は「おしゃれな色」にとどまらない。
3列7人乗りなのに、荷物の使い勝手もスゴい
グランカングーは、通常のカングーより全長が420mm長い4910mm、ホイールベースも390mm長い3100mm。3列7シートを成立させるためのロングボディで、スライドドアの開口幅も830mmと広い。2列目を跳ね上げれば、3列目への乗り降りもしやすい設計だ。
さらに注目したいのが、独立7シートによるシートアレンジ。2列目と3列目は130mmスライドできるほか、折り畳み、跳ね上げ、取り外しにも対応する。これらを組み合わせたシートアレンジは、なんと1024通り。もちろん、すべての状態で走行できるわけではなく、乗員の乗車位置などに制限もあるが、家族構成や荷物の量に合わせて柔軟に使える点は大きな魅力だ。
荷室容量も実用的で、7人乗車時で500L。3列目シートを取り外せば1340L、2列目と3列目を取り外せば3050Lまで拡大する。7人で出かけるときはもちろん、大きな荷物を積みたいときにも対応できる。
また、カングーの特徴ともいえるダブルバックドアを採用。約90度でロックでき、解除すれば約180度まで開くため、荷物の積み下ろしにも便利だ。荷室床面の地上高は594mmで、荷室は幅1196mm、高さ1111mm(いずれも社内測定値)。四角い荷室形状も、道具を積むクルマとしてはうれしいポイントである。
パワートレインは1.3Lガソリンターボ+電子制御7速AT(7EDC)。16インチオールシーズンタイヤ、ルーフレール、エクステンデッドグリップなども備える。
安全・運転支援面では、ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール、歩行者・自転車検知機能付きアクティブエマージェンシーブレーキ、エマージェンシーレーンキープアシスト、イージーパーキングアシストなどを装備。ファミリーカーとして使う際にも気になる装備がひと通り用意されている。
482万円という価格だけを見ると、決して気軽に手を出せるクルマではない。しかし、3列7人乗り、1024通りのシートアレンジ、最大3050Lの荷室、そして50台限定の専用ボディカラーという組み合わせは、かなり個性的だ。
特に「人も荷物もたくさん載せたい。でも、よくあるミニバンとは違うクルマが欲しい」というユーザーには、グランカングー クルールは面白い選択肢になりそうだ。
フランスの街並みから生まれたオレンジ色を楽しみながら、日常では徹底的に実用車として使える。そんな“遊び心と実用性の両立”こそ、この限定車のいちばんの魅力ではないだろうか。





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