先代フェアレディZが100万円以下で買える! 今おススメの中古車&購入術

 コロナショックによる景気低迷が懸念されている。クルマにお金を使うのも難しい…という場合もあるだろうが、ここで目を向けてみたいのが中古車だ。

 なんと今、100万円未満、脅威の“フタケタ万円”でもオイシイ中古車を選ぶことが可能なのだ!

 オススメ5台+αと中古車専門店直伝の中古車チェックポイントをご紹介!

【画像ギャラリー】フェアレディZの詳細のほか さらなるおトク中古車も…!? 今すぐギャラリーをチェック!!!

※本稿は2020年5月のものです。中古相場は二桁万円中古車の相場(5月中旬取材時)、新車時価格は中古車が二桁万円で流通しているグレードの価格を表記しています。流通量は、★:10台以下、★★:30台以下、★★★:50台以下、★★★★:100台以下、★★★★★:101台以上
文:萩原文博/取材協力:(有)コンプリートスピード
初出:『ベストカー』 2020年6月26日号


■2002年式のZ33がいまや88万円!!!

 コロナ禍の影響で、クルマに対して大金を用意できない! そんなツライ時の強い味方が中古車だ。

 現在では軽自動車の新車も手が届かなくなりつつある100万未満に予算設定し、大手中古車サイトで検索すると、なんと! 約25万台もヒットするのだ。要するに選び放題ということだ。

 そこで、今回は二桁万円で手に入る中古車で一体どんなクルマが買えるのか、そしてどんな状態なのかに迫ってみる。

 中古車購入の醍醐味は新車の時に手の届かなかった高額車に、割安な価格で乗れること。そして高級輸入車と軽自動車が同じ価格帯で選べるという醍醐味に尽きる。

 しかし、中古車購入にはリスクがつきまとうのも事実。

 そこでまず、手始めに車両本体価格88万円の先代日産フェアレディZの中古車を見てきた。年式は進んでおり、ハンドルなどに傷みはあるが、コンディションは抜群で、まったく問題なし!

日産フェアレディZ 3.5バージョンS(6速MT):88万円、2002年式、走行距離7.9万km、車検なし、修復歴なし、ホワイトパール。傍らでニッコリしているのは今回の記事を執筆してくれた萩原文博氏

 低価格の中古車は現在のコンディションが大切なのだ。それを踏まえて二桁万円のお薦め中古車を紹介しよう。

■中古価格50万~99万円! おススメの国産車は?

 二桁万円限界の予算99万円ではいったいどんな国産車が手に入るのだろうか? 具体的な車種を紹介する前によりイイ中古車を手に入れるテクニックを紹介しよう。

 安くてイイ中古車というのはあるのか? と聞かれたらもちろん“ある”、と答える。しかし、そのためには我慢しなければならない大切なことがある。それは人気車を外すことだ。なぜ、人気車を外さなければならないのか? それは中古車の価格を決めるシステムに大きく関係している。

 中古車は新車と異なり、定価がない。例え同じ車種、グレード、年式であっても前ユーザーの使い方やメンテンスの頻度によってコンディションが違っているので一台一台価格が異なり、相場を形成する。この中古車相場は株式のように需要と供給のバランスによって変化するものであって、人気が高いクルマは需要が高いということになり、性能に関係なく価格が高くなるというカラクリがある。

 したがって人気車と同じ性能をもつ人気薄のクルマを狙えば、よりコンディションや装備の充実したクルマを手に入れることができるということなのだ。

 これを踏まえて、50万~99万円で購入できる中古車のなかからお薦めの5台を紹介しよう。この価格帯だと登場から5~7年が経過したスポーツカーを除いたクルマであれば、大半のクルマは圏内となっている。

 まず紹介するのは、2015年12月に登場した現行型プリウスだ。現在二桁万円の中古車は15台と少なめだが、歴代モデルのなかでは値落ちの速度は速い。

トヨタ プリウス(ふたケタ万円中古車該当年式:2016年~2017年)…中古相場:89.8万~99.8万円(新車時価格:242万9000~269万3520円)

 それは現行前期型のプリウスは個性的な外観デザインゆえに人気がないからだ。優れた燃費性能が手に入るのならば、それくらいは気にしないほうがいいだろう。

●トヨタ プリウス
99万円以下の流通量:★★☆☆☆

 続いては8月に生産終了がアナウンスされた現行型レクサスGS。

レクサスGS(ふたケタ万円中古車該当年式:2012年)…中古相場:99万~99.9万円(新車時価格:510万~620万円)

 ようやく二桁万円の中古車が出回り始めた。まだ3台とかなり少ないものの、生産終了するとこの価格帯の中古車が増えるのは確実。レクサスGSの二桁万円中古車はこれから大注目だ。

●レクサスGS(2012年式)
99万円以下の流通量:★☆☆☆☆

 プリウス、レクサスGSとニュース的な車種が続いたので、手堅い車種として旧型スバルXVを挙げたい。

スバルXV(ふたケタ万円中古車該当年式:2012年~2015年)…中古相場:50.2万~99.9万円(新車時価格:219万4500~246万7500円)

 流通台数は127台と比較的選べる車種であること、そして運転支援システムのアイサイトver.2が装着されていることがお薦めの理由だ。このシステムはひと世代古いタイプだが、充分納得できる機能を発揮してくれる。

●スバルXV(2012年~2015年)
99万円以下の流通量:★★★★★

 続いてはスポーツカーのスバルBRZ。

スバル BRZ(ふたケタ万円中古車該当年式:2012年~2015年)…中古相場:78万~99万円(新車時価格:205万8000~287万1750円)

 こちらも生産終了が噂されている車種だ(編集部註:2020年7月20日(月)をもって注文受付を終了されることがアナウンスされている)。スポーツカーは二桁万円くらいの価格帯になると、これまでと違うユーザー層が買いに出るため相場が熱くなる。

 まだ16台と少ないが、もっと増えてスポーツカー人気が盛り上がって欲しい。

●スバル BRZ(2012年~2015年)
99万円以下の流通量:★★☆☆☆

 最後は現行型の三菱アウトランダーPHEV。二桁万円はまだ4台と少ないが、オイシイクルマだ。

三菱アウトランダーPHEV(ふたケタ万円中古車該当年式:2013年~2015年)…中古相場:85.8万~99.9万円(新車時価格:356万9000~397万8000円)

●三菱 アウトランダーPHEV(2013年~2015年)
99万円以下の流通量:★☆☆☆☆


【番外コラム】ふたケタ万円中古車のチェックポイント

「中古車は鮮度が大事です」と話してくれたのは中古車店『コンプリートスピード』の山添さん。

 まさにそのとおりで、こういった低価格帯の中古車はその傾向が強まる。では中古車の鮮度というのは何か? それは年式が新しいことや走行距離が少ないことではない。“いつまで乗られていたのか”が大事なのだ。

 鮮度がいい中古車というのは、最近まで普通に乗られていて、仕入れたばかりのクルマということ。なぜ、低価格帯の中古車ではそのポイントを重視するのかというと、少なくともオイル交換やタイヤなど前オーナーが普通に乗れるようにメンテナンスしているからだ。

 そういった鮮度のいいクルマならば、購入してからトラブルが出る確率は、長期で在庫となっているクルマより少ないはず。低価格帯のクルマほど仕入れたばかりのクルマを狙いたい。

中古車購入時に必ず確認したいのがタイヤだ。残り山や表面の片減り、銘柄がそろっているかどうかも見たい

【画像ギャラリー】フェアレディZの詳細のほか さらなるおトク中古車も…!? 今すぐギャラリーをチェック!!!

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