■今秋発売のホンダeはリース販売でスタート
今年の秋発表&発売予定の電気自動車「ホンダe」の販売は、まずリース販売からスタートする見込みです。
車両本体が300万~350万円で定めるものの、車両自体はユーザー名義の設定ではなく、リース会社に所属させます。これによってアフターケアを万全にし、さまざまな技術的なノウハウを蓄えることを優先させます。
なお、リース販売のみからスタートするのは燃料電池車「クラリティ」と同様であり、これは量販を先送りすることを意味します。
したがってホンダeの生産規模は月間数百台止まりと、かなり限定されることになりそうです。1年程度リース販売に限定し、その後通常の販売に移行させるものと思われます。
■ホンダの今年後半の新型車戦略のメインは3車
今年8~12月のホンダにおける新型車戦略はN-BOXを筆頭に、N-ONE、オデッセイの3車種を軸に展開する見通しです。N-BOXとオデッセイはビッグマイナーチェンジでN-ONEはフルモデルチェンジとなります。
■ハスラーは引き続き販売好調で半年待ちに
スズキが年初に発売した新型ハスラーが引き続き好調な販売推移を見せています。
3月頃までは納期が3カ月待ちだったのが、5月下旬現在では今秋の11月と半年待ちに延びているのです。
その要因は、ハスラー自体の人気の高さに加えて、コロナ禍によって工場の組み立てラインが時折休止になったりするためです。
そして、こうした状況はしばらく続く見通しです。また、人気が高いために見込み発注をする販売店が正規店にも業販店にも多いことも要因となっています。
■ジムニー&ジムニーシエラの納期は依然1年以上に
ジムニー&ジムニーシエラの納期がここにきて再び1年以上と長期化する傾向を強めています。
年初までは8カ月待ちに納期が短縮していたのですが、コロナ禍による生産調整によって、再び先送りとなっているためです。こうした状況は少なくとも年内は続く見通しです。
■ムーヴは今年末のフルモデルチェンジ
ダイハツは今年末にも主力のハイトワゴンであるムーヴをフルモデルチェンジする見込みです。
現行モデルの登場は2014年12月ですから、6年ぶりの世代交代となります。
次期型は昨年7月に一新したタント同様にプラットフォーム、エンジン、足回り、駆動系を全面刷新して、先進安全システムの「スマートアシスト」も最新バージョンを標準装備します。
これによって同ジャンルでのトップセラー復帰を目指す構えです。
■軽自動車初のストロングハイブリッドはダイハツ タントのビッグマイナーチェンジ時?
ダイハツは軽自動車初のストロングハイブリッドを2022年夏にもビッグマイナーチェンジするタントに採用して発売する方針です。
1モーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせるハイブリッドシステムで、同クラス最高の低燃費を実現させます。
その後1~1.3Lエンジンとの組み合わせのハイブリッドも実用化し、小型車クラスにも順次拡大採用する方針と思われます。
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