かつての栄光よ再び
原因はどこにあるか? それはいまどきのプレミアムカーを求める層が重視する重要な部分である先進安全運転支援装備や快適装備において、少なからず遅れをとっていることがまず挙げられる。
むろん基本的な機能は備えているが、この価格帯のプレミアムカーはもっと充実していて、そちらに目が向くのはやむをえない。
もちろんライバルも進化していくので追いかけるのは大変だと思うが、できるだけ装備面で遅れをとらないことが大事だ。
あとは根底にあるイタ車への信頼性の問題もあるだろう。
アルファロメオは輝かしい歴史のいっぽうで、品質面でもとやかくいわれた過去も少なくなく、他のラテン系ブランド同様、それが少なからず尾をひいていることは想像に難くない。
これを払拭するのは容易ではないが、販売整備網のさらなる整備や手厚い保証も必要かもしれないし、もはやその点に問題がないことを示し続けるほかないだろう。
他のブランドがうらやむほどのヘリテイジを有し、数々の名車を世に送り出してきた実績もあり、いまでも熱心なファンが大勢いるのだから、やればできないことはないはず。
ぜひかつての栄光を再び取り戻してくれるよう期待せずにいられない。
【画像ギャラリー】2020年内での生産中止が決定!! アルファロメオのスーパースポーツカー4C&4Cスパイダーの艶やかな姿を愛でる!!
コメント
コメントの使い方