11〜20位 2tトラックやあのOEMモデルも登場!?
11位 日産 NV150AD/1万380台
現行で4代目となる日産のライトバン。基本設計はウイングロードと同じだ。
12位 トヨタ サクシード/1万340台
プロボックスの双子車。こちらもディーラー販売系列を変えるために登場。プロボックスはカローラ店で、サクシードはトヨタ店、トヨペット店で販売される。
13位 トヨタ ダイナカーゴ(1t積み&2t積み)/6210台
トヨエースの双子車。ディーラー販売系列を変えるために登場。こちらはトヨタ店発売扱いだ。
14位 スズキ アルトバン/5304台
価格は69万6600円からと、商用軽バンタイプでは最安モデルとなる。
15位 日産 NT100クリッパー(トラック)/5047台
スズキからOEM供給を受けるモデル。元車はスズキ キャリイ。
16位 三菱ふそう キャンター(GVW 3.5t&5t未満)/4556台
小型トラックとして世界初の6速DCTを採用した、三菱ふそうの意欲作だ。
17位 ホンダ アクティバン/3946台
バンは1999年に登場、現在までマイチェンを繰り返し、生産販売している。
18位 スバル サンバートラック/3653台
スバルの人気車種。2012年からはダイハツからOEM供給を受けている。
19位 トヨタ トヨエースカーゴ(1t積み&2t積み)/3560台
ディーゼルハイブリッド車を設定するなど、エポックメイキングなモデルでもある。
20位 三菱 ミニキャブバン/3496台
7代目の現行車はスズキからのOEM供給車となった。エブリイが元車。
プロボックス サクシードは最高の商用バンか?
ランキングで総合6位に入ったプロボックス/サクシードは、商用ライトバンではトップセールスモデル。ライバルはADバン(日産)くらいしかいないという状況ですが、車の完成度はかなり高いと思います。
ボディが専用設計されていて、ボディ剛性が高い。その恩恵もあり、ライバルのウィングロードベースのADバンに比べて、プロボックス/サクシードのほうが、走行安定性が高いんです。
荷室も積み込みやすさを考慮して設計していますので、ライバルよりも一歩先を行っていると言えるでしょう。
またマイナーチェンジでインパネの使い勝手を向上させるなど、今でも開発が続けられているので、さらによくなると考えられます。現状では最高と言っていいと思います。
【渡辺陽一郎】
ハイゼットとキャリイ 永遠のライバルは何が違う?
ランキングで総合1位に輝いたハイゼットと同3位のキャリイは、他のライバルを寄せ付けない軽トラの2強。永遠のライバルは何が違うのか? 現場でユーザーの声を直に聞く、埼玉県のスズキディーラー営業マンが、その違いを語ってくれた。
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どちらもよくできた車で、エアコン性能や価格、燃費性能などトータルで見た場合、差はありません。
ただ、スズキ キャリイが3速ATを採用するのに対して、ダイハツ ハイゼットが4速ATということで、高速道路をよく使うという方は、静粛性の高いハイゼットを選ばれる傾向があります。
キャリイは、大きな荷物を積んだ時の応答性がいいので、街中で多く使われる方にはオススメです。
あとは、ハイゼットのほうが選べるボディカラーが多いというお客様の声もあることはありますが……。
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商用車は、乗用車に比べモデルチェンジサイクルが長い。だが、信頼性を筆頭にユーザーの要求は乗用車以上にシビアな面もある。売れてる商用車には、それだけの理由があるのだ。
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