ブガッティ、パガーニ他…超ハイパースポーツカーが健在な理由

サリーン

 今回、取り上げたハイパーメーカーのなかではもっとも歴史のあるブランド。1983年にレーシングドライバーだったスティーブ・サリーンが立ち上げた。

 目的はフォードマスタングを中心としたレーシングカーやストックカー製造だったが、その技術力が認められ、フォードGTの開発にも加わり、アッセンブリーとペイントをまかされた。

2000年にルマン用のレーシングマシンが発売され、その後その性能に準じたストリートバージョンも用意された
2000年にルマン用のレーシングマシンが発売され、その後その性能に準じたストリートバージョンも用意された

 フォードに認められるキッカケは2000年に発売した「S7」。ルマン24時間レース出場用のマシンだが、公道用のモデルも市販された。

 自社開発のオールアルミV8、OHV、7Lで750馬力、952Nmを発生。320km/hと0→100km/h加速3秒を達成した。日本にも上陸し、約9000万円で販売された。

 そのサリーンが2018年に再びスーパースポーツに戻ってきた。

 今度は4気筒2.5Lターボ、450馬力、474Nm、最高速290km/hのスポーツカーとS7の復活。S7はルマンエディションとして7台の限定生産、1億2000万円で販売された。

2018年に一度は絶版になっていたS7が復活。エンジンパワーは1300馬力(旧型は760馬力)に大幅に引き上げられて7台が限定で販売された
2018年に一度は絶版になっていたS7が復活。エンジンパワーは1300馬力(旧型は760馬力)に大幅に引き上げられて7台が限定で販売された

ノーブル

 1998年、イギリスのレーシングカーコンストラクターのリー・ノーブルが設立したブランド。1999年に「M10」というオープン2シーターを発表。V6、2.5L自然給気エンジンを搭載していた。

 V6はのちに3Lツインターボ、425馬力、529Nmに高められ「M400」に用いられた。「M400」は2006年に約1500万円で日本でも販売された。

M10、M12と発売してきたノーブルがそのノウハウを生かして登場させたのがM400。2006年当時日本では約1500万円で販売された
M10、M12と発売してきたノーブルがそのノウハウを生かして登場させたのがM400。2006年当時日本では約1500万円で販売された

 最新モデルは「M600クーペ&スピードスター」で、カーボン樹脂を多用したこのスポーツカーは、パワーユニットにかつてF1マシン用に開発されたヤマハ・ジャッドのV8、4.4Lツインターボを持ちこんだ。

 662馬力、821Nmの性能で、360km/hの最高速を公言している。EPSやABS、TCRなどは装備されないスパルタンなスーパースポーツとして生産されているのが特徴だ。車両価格は、約3000万円と発表されている。

M600はF1用のヤマハ・ジャッドV8ツインターボを搭載。最高速は360km/hと公表している。価格は約3000万円で、この手のクルマとしては安い
M600はF1用のヤマハ・ジャッドV8ツインターボを搭載。最高速は360km/hと公表している。価格は約3000万円で、この手のクルマとしては安い

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