スズキハスラー対ダイハツタフト 全面対決 売れまくり軽ソフトSUV頂上決戦


■安全装備は?

●タフト
「スマートアシスト」には17種類もの機能を搭載。車線中央維持と車線逸脱抑制などステアリングの制御がからむ機能や、路側逸脱警報機能を備えるほか、ダイハツ初となる電動パーキングブレーキの採用によるオートブレーキホールド機能やACCの停車保持機能を持つ点が優位。さらに、便利なADB(アダプティブドライビングビーム)やパーキングアシストの設定があるのもタフトの強みだ。

充実の安全装備となったタフト

●ハスラー
 最新版の「スズキ セーフティ サポート」の標識認識機能が対応する標識の種類がタフトよりもやや多い。ただし、全車速で追従可能なACCや車線逸脱抑制機能(スズキの軽モデル初)はターボ車に限られる。走破性に関する装備では、タフトのグリップサポートにはスイッチがなく自動的に作動するのに対し、ハスラーのグリップコントロールとスノーモードはスイッチ操作で作動する点が異なる。

ACCや車線逸脱抑制機能が全モデル標準ではないのがネック?

■ハスラーは快適性、タフトはより運転する楽しさを重視

「DNGA」と「ハーテクト」という新世代プラットフォームの採用が効いて、両車とも走りの実力は上々だ。基本骨格がしっかりしたおかげで、足まわりがより理想的に仕事をこなしている感覚が伝わってくる点では共通している。

 そのうえで、どちらもアクティブなカーライフを楽しみたい人向けのクルマだが、与えられた性格はそれぞれだ。

 ハスラーはそつのない、あくまで快適性を重視した仕上がり。これに対しタフトはややひきしまった、より運転する楽しさを積極的に感じさせる味つけ。どちらも見た目のイメージそのまんまという印象だ。

 動力性能はNA同士ならハスラー、ターボ同士ならタフトに軍配という印象。特にスプリットギアを用いたD-CVTを搭載するタフトのターボの走りはなかなか気持ちイイ!

 悪路は、どちらも走破性を高めるデバイスを装備する点では共通する。アプローチアングルはタフトの28度/ハスラーの29度と一歩譲るも、デパーチャーアングルは58度/50度とタフトの圧勝。

 ダイハツがやや遅れた感のあった先進安全装備についても、一気に追いつき追い越したといえそうだ。

 前述したパッケージングやユーティリティもそうだが、やっぱりこの2台、似ているようでけっこう違う。選ぶ楽しみが増えた!

やはりタフトのスカイフィールトップは高く評価したい。先進安全装備の充実ぶりも感心!

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