選べる自由があるのがトヨタの魅力
このような売れ方を見ると「最後まで生き残るのはヴォクシーか?」と思うが、ノアも全店が全車を扱うようになり、3姉妹車中の販売比率を36%に高めた。
ノアの発祥は、1990年代のタウンエースノア&ライトエースノアに遡るから、トヨタのミニバンの本流でもある。エアロ専用のヴォクシーと併せて、標準ボディを選べるノアも残すだろう。
エスクァイアは10%だから廃止される可能性も高いが「小さな高級車」的な独特の雰囲気もある。乗り心地や静粛性を改善すれば、アルファードからダウンサイジングするユーザーに選ばれることも可能だろう。
このようにヴォクシー系3姉妹車の世界観は、アルファードとヴェルファイアに比べると、各車種の個性が際立っている。
今後も3車種をそろえて発展してほしい。トヨタの魅力は、車種数が豊富で、選べる自由が得られることにもあるからだ。
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