今年を代表する新型車の栄冠は「レヴォーグ」に決定!! 日本カー・オブ・ザ・イヤー発表

今年を代表する新型車の栄冠は「レヴォーグ」に決定!! 日本カー・オブ・ザ・イヤー発表

 2020年12月7日(月)、有識者60名により選考される日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021のイヤーカーが、スバル新型レヴォーグに決定した。

 日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021は、「今年(2019年11月~2020年10月末)発表された新型車の中で、その年を代表するクルマ」に贈られる賞。昨年(2019年)はトヨタRAV4、一昨年はボルボXC40、3年前はこれまたボルボのXC60が受賞。スバルは4年前の(現行型)インプレッサ以来のイヤーカー受賞となる。以下、今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーの概要をお伝えします。

文/ベストカーWeb編集部

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■強敵を抑えてスバルが栄冠を勝ち取る

 今回対象となる新型車は33台、その中から今年11月、イヤーカーを決めるため実質的な一次予選にあたる「10ベストカー」を以下に決定した。

【日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021 10ベストカー】
スバル レヴォーグ
トヨタ ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス
日産 キックス
ホンダ フィット
マツダ MX-30
アウディ e-tron Sportback
BMW 2シリーズグランクーペ
BMW ALPINA B3
ランドローバー ディフェンダー
プジョー 208/e-208

関連記事:日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベスト決定!! …と今回の「本命」は?

 各選考委員は上記10台のなかから「大賞」にあたるイヤーカーを選出する(ひとり持ち点25点を5台に割り振る。そのうち最も高く評価するクルマに対して必ず10点を与える。ただし10点を与えるクルマは1車のみ)。

 今回、事前の段階では当サイトをはじめ多くの関係者が「本命がトヨタヤリス、対抗がスバルレヴォーグとフィット」と予想していたが、今年秋からホンダフィットが猛追。さらに実車が10月に発表、11月に発売され、一般公道で試乗会が実施されるにつれて、選考委員の間でレヴォーグが評価をぐんぐん上昇させてきた。

 結果、選考委員のうちで1位票(10点を入れたクルマ)はヤリス、レヴォーグ、フィットに分散。そうしたなかで、幅広い選考委員から(1位票10点だけでなく)2位以下の票を多く集めたレヴォーグの点数が積み上がった。

日本カー・オブ・ザ・イヤー「イヤーカー」得点最終結果表
日本カー・オブ・ザ・イヤー「イヤーカー」得点最終結果表

 終わってみればスバルの圧勝となった今回の日本カー・オブ・ザ・イヤー。とはいえ各選考委員の中では拮抗していたようで、誰に聞いても「今年は選ぶのが難しかった」と語っていた。実力的にも印象的にも得票数ほど違いはないにしても、取材していた身としてはここまで差がついた結果について、正直意外だった。

日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021のイヤーカーに輝いたスバルレヴォーグ。正式発売は11月26日と、タイミングもぴったりだった
日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021のイヤーカーに輝いたスバルレヴォーグ。正式発売は11月26日と、タイミングもぴったりだった

【画像ギャラリー】 全37枚の写真でじっくり「大賞」スバルレヴォーグを見る

 また同時に発表された「各賞」(これは上述の「10ベストカー」からではなく、全エントリー車33台の中から選出される)は以下のとおり。

■インポート・カー・オブ・ザ・イヤー(輸入車の中で最も高得点だったクルマ)
プジョー 208/e-208

■デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー (秀でた内外装デザインを持つクルマ)
マツダ MX-30

■テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー (革新的な環境・安全その他技術を備えたクルマ)
アウディ e-tron Sportback

■パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー (感動的なドライブフィールを味わえるクルマ)
BMW ALPINA B3

■K CAR オブ・ザ・イヤー (総合的に優れた軽自動車)※軽自動車のみが対象
日産 ルークス/三菱eKクロス スペース/eKスペース

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