カローラクロス アリアほか2021年最新モデル投入&クルマ界全情報

■スバル新型レヴォーグの売れゆきが好調、納期4カ月待ち!

 スバルが10月15日にフルモデルチェンジした新型レヴォーグの売れゆきが好調な立ち上がりを見せています。11月上旬現在の納期は4カ月待ちの来年3月上旬となっています。受注累計は1万台前後に達している模様です。

 現行モデルはフルインナーフレーム構造を新採用したスバルグローバルプラットフォームや新開発の1.8Lターボエンジンを搭載し、さらに新しい先進運転支援システムの「アイサイトX」が売りとなっています。

 売れ筋グレードはGT-H EXとSTIスポーツEX。アイサイトXの装着率は90%以上で、ボディカラーはホワイトとブラックに集中しています。

10月にフルモデルチェンジした新型レヴォーグの売れゆきが好調。納期は4カ月待ちまで延びている。アイサイトX装着車の販売比率が高いのも特徴
10月にフルモデルチェンジした新型レヴォーグの売れゆきが好調。納期は4カ月待ちまで延びている。アイサイトX装着車の販売比率が高いのも特徴

■トヨタ2021年のニューモデルはランクル、カローラクロス、ノアなどか?

 毎年、年末になると来るべき新年の新型車投入見通しが取り沙汰されますが、トヨタは2021年の春にランドクルーザー、夏にノアのフルモデルチェンジ、秋には新型カローラクロスを投入する見込みです。

 次期型ランドクルーザーなどの投入情報はすでに販売店に伝えられています。このほか、マイナーチェンジは夏から秋にかけてプリウスやカローラなどが予定されています。

 次期型ノアは従来のヴォクシーやエスクァイアを廃止し、ノアだけに1本化する可能性が強くなっています。また、カローラ、プレミオ、アリオン、プリウスαなど兄弟車の統廃合も行われるものと思われます。

86は、現時点では全国のトヨタディーラーで販売しているものの、兄弟車のスバルBRZはすでに生産終了。86も近いうちに終了して次期型の登場を待つことになる。2021年発表、2022年発売と予想(写真は現行型・特別仕様車)
86は、現時点では全国のトヨタディーラーで販売しているものの、兄弟車のスバルBRZはすでに生産終了。86も近いうちに終了して次期型の登場を待つことになる。2021年発表、2022年発売と予想(写真は現行型・特別仕様車)

■日産の2021年新型車はアリア、次期型エクストレイル

 日産は2021年に投入する新型車をアリアとエクストレイルの2車種にする方向でスケジュール調整をしているようです。アリアは今年7月に発表したSUVの電気自動車で来年6月頃の発売を予定しています。

 次期型エクストレイルは来秋の10月頃の発売が有力になっています。パワーユニットは従来の2Lガソリンエンジン、2Lガソリンのマイルドハイブリッド、そして1.2L e-POWERが設定される見込みです。

 さらに、三菱からユニット供給するPHEV車も追って設定する方向で準備を進めています。

2021年中頃の登場を予定している日産 アリア。楽しみだ
2021年中頃の登場を予定している日産 アリア。楽しみだ

■ホンダの2021年のニューモデルはヴェゼルとシャトル

 ホンダの2021年におけるニューモデル展開はヴェゼルとシャトルのフルモデルチェンジが中心になる見通しです。ヴェゼルは春、シャトルは秋に投入する方向でスケジュールを調整しているようです。

 次期型は両モデルともキープコンセプトでの世代交代となり、フィットと同じように1.5Lハイブリッドを従来の1モーター方式から、2モーター方式とリチウムイオンバッテリーの組み合わせに切り替えます。

 このほか1.5Lガソリンエンジンも設定され、ヴェゼルの上級&スポーツバージョンには1.5Lターボも引き続き改良版が搭載されます。

 そのほか、ビッグマイナーチェンジでは春にレジェンド、夏から秋にかけてフリードとCR-Vが投入される方向で計画されているようです。

ホンダは2021年にヴェゼルとシャトルをフルモデルチェンジする見込み。どちらも正常進化で、キープコンセプトのモデルチェンジとなりそうだ
ホンダは2021年にヴェゼルとシャトルをフルモデルチェンジする見込み。どちらも正常進化で、キープコンセプトのモデルチェンジとなりそうだ

次ページは : ■日産、セレナに特別仕様車「アーバンクロム」を設定

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