■荷台内の完全密閉を実現し、雨にも強い
キャブバックには、美川ボデーが同車専用で開発したスリット付きの鳥居を搭載。通常、前側の幌は鳥居の外側に巻きつけて閉じるが、同車はスリット内に幌を仕舞い込むことで、荷台内の完全密閉を実現。
これなら走行中に雨が降ってきても、雨水が荷台内に入ってくることはないし、スリット内部の溝を伝って雨水を排出する仕組みも備えているので、開けた際に隙間に溜まった水が荷物にかかる、ということもない。
また、幌の固定はピンを差し込んだ上でハンドルで固定するダブルロック機構を採用。走行中に振動などで開く心配もなく、防水性と安全性をハイレベルで両立する。
軽量なふそうシャシーの採用で最大積載量も13200kgとたっぷり確保。すでに現場でも高い評価を得ており、指名も多いため、オーネックスラインでは増車を検討中だ(取材時)。
トラックマガジン「フルロード」編集部
(「フルロード」2018年12月11日発売号より抜粋)
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