アル/ヴェルの「格差」8倍!!? ホンダ登録車販売で2位に! ほか新車投入&クルマ界最新情報

■2021年2~3月にプリウスα、プレミオが生産中止

 トヨタは2021年も生産中止車種を複数予定しています。2020年は11月末までにアリオン、ポルテ/スペイドを廃止しました。2021年2月はプリウスα、3月はプレミオを予定しています。

 いずれも後継モデルや次期型の開発予定はない見込みです。2025年までの車種削減予定は、2年程度早まる可能性があります。

プリウスα
プリウスα
プレミオ
プレミオ

■ダイハツはトヨタのおかげで左うちわ状態に?

 ダイハツがトヨタにOEM供給している小型車のライズとルーミーが絶好調の売れゆきで、生産しているメーカーのダイハツはフル生産をしている状況です。

 11月の登録台数はライズが1万627台で登録車の車名別ランキングの2位、ルーミーは9112台で6位といずれもベスト10の圏内に入っています。

 さらに、コンパクトハッチ車のパッソもモデルが古いものの、11月は2542台で21位、前年同月比2.3%増とプラスに転じています。

ダイハツのOEM車であるトヨタのライズ(写真)とルーミーの売れゆきがともに絶好調。これによって、ダイハツの生産工場はフル生産状態となっている
ダイハツのOEM車であるトヨタのライズ(写真)とルーミーの売れゆきがともに絶好調。これによって、ダイハツの生産工場はフル生産状態となっている

■トヨタ、ハリアーの納期が来年7月上旬にさらに先送り

 2020年6月にフルモデルチェンジしたハリアーの納期がさらに先送りとなり、2021年の7月上旬になっていることが判明しました。1カ月ほど前の納期は5月の大型連休明けでしたが、そこから2カ月先に延長したのです。

 ハリアーは月産1万台規模に増産しており、11月には登録車の販売ランキングで歴代最高の4位に浮上しています。売れ筋は最上級グレードの「Z」と中間グレードの「G」、その両レザーパッケージが中心になっています。

 販売が好調な理由は、商品力の高さもありますが、現行モデルは従来のトヨペット店専売からトヨタ全系列店併売へと変わり、販売力が4倍に増強されたことも要因としてあげられます。

2020年6月にフルモデルチェンジした新型が大ヒットしているハリアー。増産をしているものの、納期が2021年夏頃になる見込みで、長い納車待ちになる
2020年6月にフルモデルチェンジした新型が大ヒットしているハリアー。増産をしているものの、納期が2021年夏頃になる見込みで、長い納車待ちになる

■RAV4 PHVが受注受付を再開

 トヨタディーラー各社はストップしていたRAV4 PHVの受注を再開しました。すでに2021年3月までの生産枠の受注は終了しているため、今回の受注は4月以降に生産される分の受付となります。なお、納期は6月以降になる見込みです。

RAV4 PHV
RAV4 PHV

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