タイプR ステップワゴン 完全新規SUVも!! ホンダの2022年は超重要な年!?

■日本初登場の1Lターボに期待 新型1LクラスSUV(2022年6月デビュー)

 トヨタ ライズ、スズキ クロスビーの対抗馬としてホンダは全長4100×全幅1695×全高1600mmというブランニューの5ナンバーサイズSUVを登場させる。

ホンダの完全新規となる1LクラスのSUV。ライズ/ロッキーとのコンパクトSUVウォーズ勃発か!?(画像はベストカー編集部による予想CG)
ホンダの完全新規となる1LクラスのSUV。ライズ/ロッキーとのコンパクトSUVウォーズ勃発か!?(画像はベストカー編集部による予想CG)

 パワーユニットは、欧州シビック、タイ生産の5代目シティに搭載されている1LのVTECターボが有力だ。

 シビックでは129ps/18.4kgmをマークし、CVTとの組み合わせで最高速が200km/hに達するというから、コンパクトSUVには必要十分なスペックと言える。

1L VTECターボはシビックのほかタイ生産の新型シティにも搭載
1L VTECターボはシビックのほかタイ生産の新型シティにも搭載

 そのいっぽうで、フィットの1.5L、2モーターのe:HEVベースのハイブリッドとなるという情報もある。

 ベストカーとしては1Lターボの搭載に期待したい。

■ハイブリッドは2モーター方式に 新型フリード(2022年9月デビュー)

 2016年に登場した現行モデルは2019年秋にビッグマイナーチェンジを受け、人気の高さを維持しているフリード。

 現行モデルのパワートレーンは基本的に先代型フィットと同じ1.5Lのガソリンと1モーター2クラッチ方式のハイブリッドであるi-DCDだったが、新型は新開発のプラットフォームを採用し、ハイブリッドは現行フィット同様の2モータータイプとなるe:HEVに変更される。

5ナンバーサイズの3列シートミニバンモデルというコンセプトは新型でも継承される。使い勝手のよさを新型も追求する(画像はベストカー編集部による予想CG)
5ナンバーサイズの3列シートミニバンモデルというコンセプトは新型でも継承される。使い勝手のよさを新型も追求する(画像はベストカー編集部による予想CG)

 もちろん、先進安全装備のホンダセンシングはソナーセンサーとフロントワイドビューモニターを採用した最新型に切り替わる。

 また、フリードに対してテールゲートパネルとリアバンパーを開口部が広いタイプに変更した派生モデル、「フリード+」も継続して設定。

 低床化を追求し、多彩なシートアレンジをウリとするのも変わらない。

ハイブリッドモデルは現行型のi-DCDから新型では2モーター方式のe:HEVに変更されることになる
ハイブリッドモデルは現行型のi-DCDから新型では2モーター方式のe:HEVに変更されることになる

■モーター採用で4WDスポーツへ! シビックタイプR(2022年12月デビュー)

 現行モデルは2020年10月にビッグマイチェンを受けているが、2022年にはいよいよ待望の新型タイプRがお目見えする。

新型シビックタイプR。空力特性追求のエアロパーツ装着は最小限となり、現行モデルよりも“大人のスポーツ”に(画像はベストカー編集部による予想CG)
新型シビックタイプR。空力特性追求のエアロパーツ装着は最小限となり、現行モデルよりも“大人のスポーツ”に(画像はベストカー編集部による予想CG)

 そのベースとなるシビックはすでに北米で2020年11月、新型セダンのプロトタイプが公開されている。

 日本ではセダン需要が低迷しているため、現行モデルのセダンは販売終了しているが、新型もセダンの日本導入は見合わせとなる可能性が高い。

 日本では2021年8月、ハッチバックモデルが新型に切り替わる予定だ。

 新型タイプRは現行タイプRに比べ、エクステリアではスッキリとした印象に変更となっている。

 これは現行型が装着するダウンフォースを得るための大型リアウイングなどが空力抵抗の増加要因になっていることを反省してのものだという。

フロントマスクもどう猛な表情を見せる現行型よりもスマートでスッキリとした印象のイケメンフェイスに変更される(画像はベストカー編集部による予想CG)
フロントマスクもどう猛な表情を見せる現行型よりもスマートでスッキリとした印象のイケメンフェイスに変更される(画像はベストカー編集部による予想CG)

 注目はパワートレーン。直4、2L DOHCのVTECターボはキャリーオーバーとなるのだが、リアについては後輪左右のトルクを制御するモーターを採用し、これまでのFFスポーツから4WDスポーツに進化を遂げることになる。

 2Lターボが320ps/40.8kgmを発揮するのは変わらないが、これに前後計3モーターによるパワーが加わり、システム出力は400psに達するというからそのパフォーマンスは飛躍的に向上することになりそうだ。

 もちろん軽量化も抜かりなく、重量増は最小限となる。

リアウイングは新型でも継承されるが、そのデザインと大きさは若干現行モデルよりも洗練される(画像はベストカー編集部による予想CG)
リアウイングは新型でも継承されるが、そのデザインと大きさは若干現行モデルよりも洗練される(画像はベストカー編集部による予想CG)

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