■日本仕様はどうなる? いつ発売?
次期アウトバックの日本仕様がどうなるのか? 注目したいポイントは2つだ。
1:エンジンはどうなる?
北米仕様の2.5リッターNA、2.4リッターターボともに申し分なさそうなのだが、燃費だけはアメリカの高速道路モードで2.5リッターNAが14.0km/L、2.4リッターターボだと12.7km/Lと悪くはないものの、日本では特に2.4リッターターボが厳しいかもしれない。
そのあたりを考えると、レガシィアウトバックの日本での販売台数を見ると難しいところもあるのかもしれないが、日本仕様のエンジンは、2.5リッターNA以上の動力性能と燃費を備えているレヴォーグとフォレスターに搭載される新しい1.8リッター直噴ターボが搭載されることを期待を込めて予想する。
2:アイサイトはどうなる?
レヴォーグに搭載される渋滞中のハンズオフ(手放し)機能やドライバーが急病になった際などの緊急停止機能などが加わったアイサイトXを期待したいが、こちらも販売台数を考えると北米仕様のアイサイトツーリングアシストからの変更は難しいのかもしれない。
しかし、北米仕様への大型モニターやスバルスターリンクの採用はアイサイトXの搭載を想定してのものとも解釈できるのに加え、日本仕様の登場まで2年も待たされたこともあり、希望的観測も含めアイサイトも最新のアイサイトXとなる可能性が高いように感じる。
なお現行モデルが341万円からとなっている価格は、ターボでアイサイトXとなればコストがかさむのは当然なのに加え、レヴォーグとの関係も考えると大型モニターとアイサイトXが付いて400万円あたりからだろうか。
日本での発売時期は、スバル関係者から聞いた情報では、2021年秋頃までには導入したいと聞いているので、遅くとも2021年秋までには発売されるだろう。
■まとめ
筆者は現行アウトバックで雪道を含めた長距離ドライブをしたことがあり、面白みはちょっと薄いものの、悪条件下でも頼りになるクルマだったことを思い出す。
そのことを踏まえると次期レガシィアウトバックも日本では大きな数は売れないにせよ、レヴォーグの完成度の高さなどから仕上がりのよさは容易に予想できる。
また次期レガシィアウトバックも日本車唯一のラージクロスオーバーというのは変わらないと思われるだけに、次期レガシィアウトバックもレヴォーグのように輸入車に対抗できる存在となるのではないだろうか。
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