■トヨタ ヤリスクロス&ヤリスは今夏に一部改良予定
トヨタは今年8月にヤリスクロスとヤリスを一部改良する予定です。ヤリスクロスはさらにクロカン色の強い4WDの最上級グレードを設定する見通しです。
ヤリスは最新版の先進安全装備への改良などによるラインナップの強化が予想されます。
現在、納期はヤリスクロスが8月、ヤリスが7月と大幅に遅れています。
そのためか、現行モデルはヤリスクロスが1月いっぱい、ヤリスが2月末で一旦生産をストップさせ、改良モデル投入の準備に備えるものとみられます。
■トヨタ アルファードは2023年中盤にフルモデルチェンジ
アルファードは今年夏に一部改良する見通しです。この改良は安全対策強化や商品ラインナップの再編成が中心になりそうです。
これにより、アルファードのフルモデルチェンジは2023年中盤頃になる見込みです。
一方のヴェルファイアは廃止になると思われ、現行モデルは今年7月でオーダーストップになる見通しです。
■日産 新型軽EVの発売は今年後半に先送りへ
日産は今春に軽自動車ベースの電気自動車を発表する予定でしたが、半導体部品の供給遅れによって発売開始を今年後半以降に先送りする見通しとなっています。
同モデルは三菱自動車との共同開発モデルで両ブランドとも同時に発売は遅れる見通しになっています。ただし、報道向けの発表だけは先行して行われる可能性があります。
■日産 スカイライン、フーガ、シーマのHVを生産中止
日産は傘下販売店に対して、スカイライン、フーガ、シーマのハイブリッド車を生産中止する旨を通達したようです。
これら3モデルに搭載される3.5Lハイブリッドが廃止されます。シーマはハイブリッド車のみの設定ですから、これによってモデル自体が廃止となります。
今後、日産のハイブリッド車はe-POWER車に切り換わる方向で開発を進めていますが、フーガについてもモデル廃止の可能性があります。スカイラインは継続される見込みです。
■日産 セレナの次期モデルは来年投入か?
日産はセレナの次期モデルの投入を今年9月頃に予定していましたが、今年末か来年早々に先送りする見通しです。同じ頃にエクストレイルのフルモデルチェンジも予想されていて、両モデルのデビュー時期が重なることを避ける狙いがあります。
本来、エクストレイルの一新は今年初めを予定していましたが、これが今年秋頃に先送りになる予定で、半導体の供給不足などの影響もあって、新型車の投入時期に遅れが出ているものと思われます。
■ホンダ ヴェゼルの納期はさらに長期化して10月以降に
ヴェゼルの納期は年始の頃に比べてさらに2カ月先送りとなり、1月下旬現在では10月以降にずれ込んでいます。
好調な販売に加えて半導体を中心にした部品の供給不足による影響です。特に受注構成比の高いハイブリッドモデルは納期が先送りになるケースが目立っています。
今年10月頃にはCR-Vの後継車となる新型SUVを投入する予定もありますが、こちらの発表、発売に影響を与える可能性もありえます。
■今年の決算セールは納車遅れで大ピンチ!?
2~3月の年度末決算セールは厳しい趨勢になっています。新車の納期が大幅に遅れているためです。
これまでの例だと決算セールのキャンペーン期間中に新車を購入し、ナンバーを取得した時点を対象に値引きの拡大や用品サービスなどを実施し、成果を上げてきました。
ところが今回は納車遅れでナンバーの取得ができなくなっているので、キャンペーンが盛り上げられなくなっているのです。
このため今回はキャンペーンの対象をナンバー取得までではなく、成約した時点にしている販社も出てきています。
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