■ヴェルファイア→ノア/ヴォクシー:ロボットアニメ系顔を継承
子/ノア/ヴォクシー
親/ヴェルファイア
大人気を誇る最高級ミニバン、アルファード/ヴェルファイア。先代まではヴェルファイアのほうが人気があったが、現行モデルではアルファードが超絶銀歯顔でリードしている。
そんな現状に、ヴェルファイアファンは歯ぎしりしていることでしょうが、ヴェルファイアのロボットアニメ系フェイスの七光りは、しっかりとノア/ヴォクシー受け継いでいるので心配召されるな。
なかでもノアのメッキギラギラグリルは、まさにヴェルファイアの七光り。加えてタンクとジャスティのカスタム系は、ヴェルファイアの孫にあたる。こちらもしっかり三層のピラミッドでありがたや〜。
■クラウン→プレミオ:クラウンロイヤルの顔にそっくりな小クラウン!
子/プレミオ
親/先代クラウンロイヤルシリーズ
「いつかはクラウン」は、まだ死んではいなかった! その古き良き伝統は、かろうじてプレミオに残されている!
初代プレミオは、2001年、コロナの正当な後継モデルとして、超フツーかつ退屈なカッコをしたニッポンの正統派中型セダンとして誕生しましたが、2007年に登場した2代目プレミオは、あっと驚くゼロクラウンフェイス! ヘッドライト上側のうねったラインが完璧にゼロクラウンやんけ!
グリルもほとんどゼロクラウン! フォルムもほぼゼロクラウン! 親の七光りもここまで来ると、伝統芸能として保存してほしくなる。
プレミオのクラウン七光りぶりは徹底しており、2度のマイナーチェンジにおいても、クラウンLOVEを貫いた。
現在はゼロクラウンから先代クラウンのロイヤル系LOVEを匂わせる顔に変わっておりますが、とにかく頑なにクラウン直系の七光りセダンであることを守っている! 伝統を守るって美しいネ!
ただ、乗っている方を見ると、「いつかはクラウン」ではなく、クラウンからのリタイヤ組が多いのでは……と思うほど高齢化が著しいのですが、とにもかくにも小クラウンであることには違いありません。
現行モデルの親の七光りグルマは以上で終了。すべてトヨタ車なのは、国産で高級車が人気があって、売れてるのはトヨタ車だけだからです。
輸入車はそんなのばっかだろうと思われるかもしれませんが、あれは親の七光りじゃなくブランド統一デザイン。そうことにしといてください。
が、かつてはトヨタ以外にも、親の七光りカーが存在した! 続いて、そちらを振り返ってみましょう。
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