■パジェロ→パジェロイオ/パジェロジュニア/パジェロミニのパジェロ4兄弟が揃い踏み!
親/パジェロ、子/パジェロイオ、パジェロジュニア、パジェロミニ

左上/RVブームを牽引した初代に続いてデビューした2代目パジェロは1991年1月〜1999年8月まで生産。右上/専用ボディを持つパジェロジュニアは1998年6月にデビュー。2002年のマイナーチェンジで3ドアが廃止され、5ドアのみとなる。欧州での生産はピニンファリーナが担当。惜しまれつつ2007年12月に販売終了。左下/シリーズ第3弾として1995年11月に登場したパジェロジュニア。パジェロミニがベースで1.1L直4エンジンを搭載、2000年に生産終了。右下/初代パジェロミニ(写真)は1994年12月に登場し、1998年9月まで販売。軽規格の変更に伴い1998年10月に2代目へフルモデルチェンジし2012年6月まで生産された
RV(レクリエーショナル・ヴィークル)ブーム華やかなりし1980年代、パジェロはその頂点付近に君臨する超人気モデルで、見事三層ピラミッド構造の形成に成功したのであります!
まず1994年12月に軽自動車のパジェロミニが発表され、続いて1995年11月、小型車のパジェロジュニアが登場。
これはパジェロミニのオーバーフェンダーボディ版に1100ccエンジンを搭載したモデルで、ジムニーに対するジムニーシエラみたいな感じでしたが、1998年6月、パジェロジュニアの後を継いだのは、専用設計のパジェロイオだった! スバラシイ。つわものどもが夢のあと。
■ローレル→ローレルスピリット:豪華なローレル風サニー
子/初代ローレルスピリット
親/4代目ローレル
サニーの姉妹車の顔を、ちょびっとローレルっぽくしてみました! という、お手軽な親の七光りカーでした。ローレルを販売していた日産モーター系のために作ったクルマですが、実は初代ローレルスピリットのローレルっぽいグリルは、海外向けサニーのグリルを流用しただけ! 粗製乱造ですな。
このローレルスピリット、デキの悪いドラ息子っぽいダメ感を漂わせながら、初代が1982年1月〜1986年7月、2代目が1986年8月〜1990年6月と、2代にわたって存続したのがスゴイ。2代目ローレルスピリットは、Cピラーに化粧パネルを、ボンネット上にはフードマスコットも装備。さらにどうでもいい七光りを振りかざしていた。涙が出る。
なんと、2代目のCA16DE型1.6L直4を積んだ最上級グレードの1600グランデリミテッドは、ワインカラーの内装などで高級感を打ち出して、本家ローレルの最廉価版より高くなるという、逆転現象が起きた。
子/2代目ローレルスピリット

サニーベースは変わらないが2代目となったローレルスピリットはさらにローレルに近づけ豪華になった。フロントおよびリアフェンダーは専用デザインデCピラーの化粧パネルやボンネット上のフードマスコットが取り付けられた。1986年8月〜1990年6月まで販売
親/5代目ローレル



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