日産自動車のモータースポーツおよびカスタマイズ部門、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は7月20日、新型エクストレイルのカスタマイズドカー、「エクストレイルAUTECH」と「エクストリーマーX」を発売した。
AUTECH(オーテック)といえば、1986年に日産自動車の特装車部門の開発企画・生産を行う関連企業として設立され、初代社長に櫻井真一郎氏が就任したオーテックジャパンのブランドとして有名だが、2022年4月にニッサン・モータースポーツ・インターナショナルと統合し、現在、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)として存続している。
その日産モータースポーツ&カスタマイズから、新型エクストレイルの発売と同時に、内外装にわたってオーテック専用のパーツが装着されたコンプリートカーの「エクストレイルAUTECH」と、よりアクティブな専用エクステリアパーツを装着した「エクストリーマーX」が発売されたのだ。
はたして、2台のカスタマイズドカーの中身はどんなものか、解説していこう。
文/ベストカーweb編集部
写真/日産自動車
■鮮やかなブルーがカッコいい「エクストレイルAUTECH」
これまでAUTECHといえば、リーフやセレナ、ノート、キックスにラインナップされ、細部までこだわりぬいたパーツやスポーティな走りで人気を得てきた日産のスポーツブランド。コンセプトは、ズバリ、プレミアムスポーティ。NISMOがレッド、AUTECHはブルーと、個性の違いを明確にしている。
今回、新型エクストレイルをベースにしたエクストレイルAUTECHは、さらに高級感や特別感を高めたモデルとして登場。
エクステリアはAUTECHのイメージカラーであるブルーに塗装され、フロントグリルにはAUTECHブランド共通の表現であるドットパターンやブルーに輝くシグネチャーLEDを採用。
また、低重心とワイドスタンスを印象付け、スポーティさを演出するため、メタル調フィニッシュの専用パーツを車体下部に装備。
新型エクストレイルで唯一の採用となる20インチアルミホイールは、大径をより強調する専用デザインとし、プレミアムコンフォートタイヤとして定評のあるミシュラン製「PRIMACY4」と合わせ、全車に標準装備とした。
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