■7人乗りミニバン、トゥーランに2L、直4ディーゼル追加
2018年10月1日に発表されたVWの7人乗りコンパクトミニバン、ゴルフ トゥーランにも2L、直4ディーゼルターボが搭載された。
150ps/34.7㎏mの出力はティグアンと同じだが、組み合わされるトランスミッションはティグアンの7速DSGに対し、ゴルフトゥーランは6速DSGになる。
ディーゼル搭載グレードはコンフォートラインとハイラインの2グレード構成で、価格はコンフォートラインが369万9000円、ハイラインが407万9000円。同グレードのガソリンモデルに比べて20万円高という良心的な価格設定だ。
ガチンコのライバル車はBMW2シリーズグランツアラーだ。218dグランツアラーの3サイズはゴルフトゥーランとほぼ同じ、全長4585×全幅1800×全高1640mm。
218dグランツアラーに搭載されているのは、150ps/33.7kgmを発生する2L、直4ディーゼルターボで、8速ATを組み合わせる。
ゴルフトゥーランTDIとほぼスペックも同じだが、JC08モード燃費はゴルフトゥーランTDIが19.3km/Lで、218dグランツアラーのほうが2km/L上回る21.3km/L。
218dグランツアラーのFFの価格は標準グレードが434万円、スポーツが467万円、ラグジュアリーが490万円。コストパフォーマンスを考えると圧倒的にゴルフトゥーランに軍配があがる。
■ついに本命ゴルフのクリーンディーゼルが登場!
さらに本命ゴルフ(ハッチバック)のクリーンディーゼルモデルが間もなく登場する。VWグループジャパンは「ゴルフのクリーンディーゼルモデルを間もなく発売します」と2018年10月10日に発表したのだ。
搭載されるエンジンは、ティグアンTDIやゴルフトゥーランTDIと同じEA288型の2L、直4ディーゼルターボで、150ps/34.7kgmを発生する。
さて、その「間もなく」はいつなのか? 当初、2018年11月頃には発売するという情報が流れていたがいっこうに動きがないため、Wグループジャパンに問い合わせたところ、「VW本社との調整に時間がかかっており、まだ日本にいつ導入するかは未定」とのことだった。
とはいえ、2019年春までには導入されると予想する。いずれにしても導入は決まっているので、購入したい人は、もうちょっと待ってほしい。
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