RX-7、ポルシェ… クルマのプロが愛する「ビバ!! ちょい古グルマ」

■澄んでいくエンジン音にウットリ!

●飯嶋 穣(ベストカー編集部)/1999年式R34スカイラインGT-R

老体ゆえ完調とはいえないが、それでも走らせるとチョー気持ちいいという。これでは手放すはずはないか

私が1999年式のR34型GT-Rを所有し続ける理由、それは当然だが、クルマを買い換える金がないからではない。

正直、いいことはあんまない。燃費はクソ悪く、税金もクソ高い。最近はディーラーに気になることを伝えても、わかる人間が減ったのか、反応はスポンジーだ。

だがそれでも手放せない。老体ゆえ完調とはいえない。が、それでも走らせると「チョー気持ちいい!」と思える瞬間があるのだ。

エンジンを回す必要はない。2000回転から2500回転に向けて澄んでいくエンジン音を聞いてるだけでウットリする。おそらく自分の感性とクルマが合ってるのだろう。クルマがどう思ってるかは知らない。

ここまでクルマが気持ちいいと、なかなか買い換えに至らない。自分の感性に合わないクルマを所有するリスクは冒したくないからだ。だから私は今日もR34型GT-Rに乗る。大事なことだから2回言うが金がないわけじゃないのだ。

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