デカいだけにパワー不足も……新型アルファードにランクルエンジンを切望
これについては、登場以来ずっと指摘されている。メインの2.5リッターガソリンモデルはもちろんのこと、2.5ハイブリッドでも、3.5ガソリンでも満足はできない。
ここで言う満足の基準は、「日本を代表する高級車として」という意味で、フツーに走るには何の問題もないけれど、高級車としてはまったく物足りない。
アルファードの2.5Lガソリンは、182馬力/24.0kgm。約2トンという車両重量を考えると、単純に「おそっ!」となる。2.5ハイブリッドも、到底パワフルとは言い難い。
3.5Lガソリンの301馬力/36.8kgmで、ようやく「ギリギリ合格」くらい。日本を代表する高級車としては、これがトップグレードというのは残念すぎる。
アルファードの車両重量を考えると、欲しいのはパワーよりトルクだが、できれば、ランクルに搭載されている3.5Lガソリンターボや3.3Lディーゼルターボが欲しい。これはさすがに到底積ませんね。となると有力候補は、クラウンクロスオーバーRSの「デュアルブーストハイブリッドシステム」か。2.4L直列4気筒ターボエンジンと駆動用モーター、6速ATの組み合わせで、システム最高出力349馬力を誇る。これくらいでちょうどいいのではないか。
実際の次期アルファードは、現行モデルの3.5リットルV型6気筒を廃止し、熱効率を向上させた2.5L直列4気筒ダイナミックフォースエンジン、新開発の2.4L直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.5リットル直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+モーター(ハイブリッド)の3本立てになるようだ。
2.5のガソリンとハイブリッドは、現行の改良型で、大きなパワーアップはない。2.4ターボは279馬力/430Nm(レクサスNX)なので、これでなんとか、という感じだが、王者としては、物足りなさが残るかもしれない。
ド迫力の現行モデルを凌駕できるのか!? 新型よもっとイカつくなれ!!
これに関しては、現行型があまりにも素晴らしすぎたので、次期型はそれを超えられないのではないか? という懸念です。
現行アルファードの進撃の巨人フェイスは、大胆かつ斬新かつ超ウルトラオラオラ感満点で、あらゆるユーザーの想像のはるか上を行き、アルファードを超絶大ヒットに導いた。新型はおそらくキープコンセプトになるのだろうが、あれを超えるインパクトは至難の業。ムリだと思ったほうがいい。
だからこそ、新型アルファードは、乗り心地とパワーで、現行型の弱点を補ってもらいたいところである。以上!
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