■価格は意外に安い? 約1700万円!
そして、気になるこのS3のお値段だが、なんと15万ドル(約1700万円)。すでにHoversurf社の公式サイトで販売されているのだ。
ただし、発注時に予約保証金1万5000ドル(約167万円)を支払う必要があり、かつS3に搭載される新技術についてオーナーが秘密にできるかどうかの独自調査を同社が行い、そのオーナーが信頼に足るかどうかという条件をクリアしないといけない。
予約が可能になると、次に半額の7万ドル(約780万円)を支払い、製品を受け取る段階になったら残りの7万ドル(約780万円)を支払うという流れ。
ちなみに納品までは2~6カ月というから、意外に早いなという感じもするのだが……。
S3を購入してもいきなり運転できるわけがないため、ちゃんと3日間のトレーニングプログラムが用意されている。
この講習費用は1万ドル。Hoversurf社ハンガー利用料や空港使用料、3泊の宿泊料、プロトレーナーについてもらっての3日間の講習料&コース使用料、カスタムフライトスーツの料金が含まれている。
講習は最短3日間で終えられるが、基準に達していない場合は長期滞在が必要になる可能性もある。その場合はさらに費用がかかることになる。
さて、この空飛ぶバイク、日本で飛べるのだが、国土交通省によれば、航空法上「地面からの反力で浮いている」ものは航空機の定義には当てはまらないとこと。
となると、クルマやバイクと同じ道路を走るという解釈では道路運送車両法が適用されるが、この法律にホバーバイクの規制はない。まだ日本では法的にホバーバイクが飛べる状況ではないようだ。早急な法整備が待たれる。
セレブでお金持ちの国であるドバイ警察といえば、かつてブガッティベイロンにマクラーレンMP4-12C、ランボルギーニアヴェンタドールやフェラーリFFなど名だたるスーパーカーを次々にパトカーにしていたことで有名だが、そのうち今度は〝空飛ぶクルマ〟をパトカーにするかもしれない!?
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