【最新のエコタイヤを選ぶと燃費で元が取れる!? 】普通のクルマこそエコタイヤを選ぶべき理由

■タイヤの空気圧を調整して自分好みの乗り味や燃費アップを狙うチューニングも可能だ

セルフ方式のガソリンスタンドにもタイヤ用の空気充填機が設置してあり、希望すれば点検してもらえることがある。また設置された充填機を自由に使える店舗も多い。適正な空気圧はクルマや装着タイヤサイズごとに定まっており、数値は取扱説明書、もしくは運転席のドアを開けたところなどに表示されているので、それに従った空気圧まで充填しよう

最後は日常的な点検でできるタイヤのチューニングについて解説しよう。タイヤの空気圧は、月に1度は点検するようタイヤメーカーやガソリンスタンドが呼びかけていることはご存知のハズ。

タイヤ表面やゴムバルブは微量だが空気を通す。さらに季節により気温の変化があれば、タイヤ内部の空気圧も変化するので、点検は必須なのだ。

クルマには純正指定のタイヤ空気圧の指定が、運転席のドアを開けた側面などにステッカーで示されている。これを見れば乗員の人数や荷物の積載量、高速道路走行などの使用条件によって、調整するようになっていることが分かる。

これはタイヤが持っている性能を、より最適に引き出せるよう、テストドライバーが入念にテストを繰り返して、設定されたものだ。しかし乗り心地などの好みは人それぞれ。

さらには日常的に走るルートの路面状況も、オーナーによってさまざま。ましてやタイヤの銘柄や扁平率、サイズを変えれば、タイヤの剛性も変わる。そのため指定空気圧から上下させて、自分の好みの乗り心地、走行感を探るのが空気圧のチューニングだ。

タイヤ自体は空気圧の設定には柔軟に対応できるので1、2名乗車時にも4名乗車用の空気圧に設定しても、問題はない。

純正指定より空気圧を高めるということは、路面と接触している部分の変形は少なくなるので、転がり抵抗も減ることになる。

ただし乗り心地は堅めになるし、接地面積は減少してしまうので、ウエット性能が低下することもある。最終的にはクルマの保守管理はオーナーの自己責任。危険のない範囲で調整して楽しんでほしい。

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