「MT車に出戻りたい!!」なんて密かに思ってる人にお薦めの「癒し系MT車」5選

軽商用車唯一の6MTと聞くだけでテンションが上がるホンダ・N-VAN

「MT車に出戻りたい!!」なんて密かに思ってる人にお薦めの「癒し系MT車」5選
N-BOXのプラットフォームを最大限に活用しながら、軽バンに求められる広い積載スペースと積載作業の効率性を追求したN-VAN。MT車の車両本体価格は127万6000円から176万2200円

 スポーツカーですらMT車が減少傾向にあるいっぽうで、MT車が充実しているカテゴリーが軽商用車。ダイハツのハイゼットシリーズやスズキのキャリイ&エブリイを筆頭に、今でも新車で買えるMT仕様の軽商用車は数多存在する。

 そのなかで唯一、6MTを採用しているのが2016年7月に発売されたN-VANだ。働く人々の生活を見つめ、さまざまな仕事での使いやすさや優れた走行性能、安全性能を追求し、軽バンの新基準となることを目指して開発されたN-VAN。

 軽バンとしての機能性を追求したG、Lというふたつのグレードに加え、質感の高いインテリアや便利な装備と充実したカラーラインナップで個性を際立たせた+STYLEという3タイプを設定。商用としてはもちろん、普段使いからアウトドアライフまで幅広い用途に使える一台として高い人気を獲得している。

 エンジンは荷物を積んでもへこたれない力強い加速と約20km/Lの低燃費を両立した53psの最高出力を発生する水冷3気筒DOHCエンジン。このエンジンに軽バン初となる6MTを組み合わせることによってMTならではのダイレクトな操作感をはじめ、荷物積載時の高い駆動力や高速走行時の静粛性を実現している。

 そんな走りの良さに加えて高水準の衝突安全設計ボディ、助手席側ピラーレスによるダブルビッグ大開口、長時間の運転と頻繁な乗り降りに配慮したドライバーズシートを採用するなど装備と機能は超充実。となれば……そりゃ、売れるってワケだ。

2023年1月の大幅商品改良で生き残ったマツダ・MAZDA2のMTモデル

「MT車に出戻りたい!!」なんて密かに思ってる人にお薦めの「癒し系MT車」5選
今回の商品改良でaeroグレーメタリック(写真)とエアストリームブルーメタリックの2色のボディカラーを新採用するとともに、内外装のデザイン変更を行ったMAZDA2。写真はXD SPORT+

 商品改良モデルが2023年3月に発売となったMAZDA2。今回の商品改良では現行のスタイリッシュさを維持しながらもそれぞれの役割に合わせて共感が得られるキャラクターを付与するべく、フロント・リアバンパー・グリルなどのデザインを変更するとともに内装の見直しが実施されている。

 また、サステイナブルZoom-Zoom宣言を謳うマツダらしく、インパネには植物由来原料の材料を採用して石油資源の使用量削減やCO2排出量を抑制するとともに、無塗装による揮発性有機化合物の削減など環境負荷の低減などにも貢献。

 そんなMAZDA2では15 SPORT(2WD&6MTのガソリンエンジン車:車両本体価格200万2000円)、XD SPORT+(2WD&6MTのディーゼルエンジン車:車両本体価格232万1000円)の2グレードと、日常の街乗りからサーキット走行まで楽しめるエントリーモデルモータースポーツベースの15MB(車両本体価格:174万9000円)にMTが設定されている。

 これらのモデルのクラッチを含めたペダルではまっすぐな姿勢でシートに座り、足を自然に伸ばして操作できる位置に配する理想的なレイアウトを採用。

 また、15 SPORTとXD SPORT+ではブラックメタリック塗装と切削加工した専用16インチアルミホイール、クロスブラックの専用メッシュグリル、赤ラインがアクセントとなるブラック基調のシートを採用することで、他グレードとは一線を画すスポーティさが強調されている。

 ちなみに、マツダ車は他にもMAZDA3、MAZDA6、CX-3、CX-30、CX-5、ロードスターにMT仕様が設定されていることを付け加えておきたい。

次ページは : 普段使いができてクルマを操る楽しさも味わえるスズキ・ワゴンRのMT車

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