■最もひどい渋滞が発生するのは首都高湾岸線!
ただ、渋滞する路線や時間帯は、予測と大きく変わることはなく、渋滞距離が伸びるだけなので、ドライバーの取るべき対策に変化はない。できるだけピークの時間帯を避けて走ることが、唯一の手段だ。
では、もっともひどい渋滞が起きるのはどこかというと、実は首都高である。首都高は基本的に業務利用が中心の高速道路で、レジャーによる渋滞は多くはないが、例年、GW中の湾岸線は、とんでもない大渋滞となる。
原因は、アクアトンネル内を先頭に発生する、東京湾アクアラインの下り渋滞だ。その車列が川崎浮島JCTを経て、首都高湾岸線両方向および川崎線に長く伸びるのである。特にひどいのが湾岸線西行き(東京→神奈川方面)だ。
この区間の渋滞がこれほど悪化するのはGWだけ。アウトレットモールや房総方面へのレジャー客に加えて、潮干狩り客が加わることが原因と思われる。
今年5月3日の渋滞予測は、このようになっている。
最長は5月3日の渋滞長23km、次いで5月4日の20kmと予測されている。東北道や東名で発生する50km級の渋滞に比べると、渋滞距離は半分程度だが、通過時間は最大3時間15分(5月3日)。平均速度はわずか7km/hという計算になる。
これは、川崎浮島JCTで3方面からの合流渋滞が発生することが原因だ。湾岸線→アクアラインならではの特殊現象で、同パターンとしては、明石海峡大橋へ向かう垂水JCT渋滞がある。
コメント
コメントの使い方助手席に人が乗っていればスマホでGoogleMapから混雑状況が見えるので渋滞にはハマらない筈なんですよね。何のための「助手席」なのか。漬物石じゃないので助手ならドライバーのサポートすれば良いのに。