■事前受注は行われない可能性も
新型モデル登場時には、発売の数週間前から事前に注文を受けるということが通例。これが事前受注と言われる制度だが、今回のアルファード・ヴェルファイアに関しては、事前受注を行う可能性が低いと筆者は考える。
これまで人気モデルの新型投入時には、長納期を解消する対策、そして転売に対する対抗策など、様々な対策が行われてきたが、問題の根本的な解決には至っていない。
そもそも効率的な生産体制を作るには、注文時の精度を高める必要がある。簡単にキャンセルをされてしまうと、生産ラインの動きに支障が出るからだ。さらに、キャンセルは販売面でも非効率であり、大切なお客様にクルマを届ける機会が減ってしまう。
焦ってクルマを見ずに注文する機会(事前受注)が増えると、比例的にキャンセル数も上がっていく。これを解決するには、事前受注という仕組みを無くしてしまうのが最も効果的なのだ。
前述した「大事に売る」という姿勢を貫くためには、クルマがあり、カタログがあり、ユーザーが十分な情報を得たうえで注文をする形が望ましい。
新型アルファード・ヴェルファイアでは、これまでの新型モデルよりも「売り方」へのこだわりが強く感じられる。今後は、誰もが平等に、不公平感無く、満足した契約を行えるようになるはずだ。
販売延期は残念だが、延期の規模は数週間程度に収まるだろう。期待のクルマと対面するのが少し延びてしまうが、この期間は充電期間として、さらに期待に胸を膨らませ新型アルファード・ヴェルファイアの登場を待っていよう。
千両役者の登場は、いつも遅れてくるもの。また新しい情報が入り次第、すぐにお伝えしていく。楽しみに待っていてほしい。
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コメント
コメントの使い方ディーラーによると、メーカーが展示車を確保するのと、販売方法を綿密に詰めた後の発売を予定してる。現段階では、6月21日販売開始だそうです。
旧型アルファードはゴールデンウィーク前にはラインオフしてます。
新型はもう作り始めてます。