クルマ道を極めるべし!!「くるまマイスター検定」って何?

クルマ道を極めるべし!!「くるまマイスター検定」って何?

第2回「くるまマイスター検定」11月16日(日)、実施決定!!

「くるまマイスター検定」3級試験を
BC編集部ワタナベが本気で受験!!

試験開始

 「くるまマイスター検定」をご存じだろうか。改めて説明すると、「クルマの知識を計る趣味検定」であり、いま日本のクルマ好きの間で最もホットな知的イベントである。第1回が今年3月に実施され、早くも第2回が11月16日(日)に実施される。

 本企画ではその検定を盛り上げるため、BC編集部員・渡邊が第1回の3級問題を受験。さらに同イベントの応援団員である、まるも亜希子さん(モータージャーナリスト)にそれを”生採点”していただき、この検定の魅力を語っていただいた。

「くるまマイスター検定」の魅力とは!?
まるも亜希子さんと語り尽くした

司会/まるもさん、本日はわざわざおこしいただきありがとうございました。

まるも亜希子(以下まるも)/いえいえ、お呼びいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いします。

司会/渡邊さん、受検お疲れさまでした。手応えはどうです?

編集部・渡邊(以下渡邊)/事前に聞いたところ「6割取れれば合格」という話でしたので、まあ合格は堅いだろうな、と。

司会/免許のペーパー試験じゃないんですから、ベストカーの編集部員が「合格した」だけではマズいでしょう。9割は取っていただかないと。マリオ高野二等兵(モータージャーナリスト)よりは高得点を取ってほしいです。

まるも亜希子さんによる生採点中
まるも亜希子さんによる生採点中

まるも/マリオさんは何点だったんですか?

司会/3級は91点です。

渡邊/すごいなあ。

司会/問題の傾向をザッと見て、どうですか?

まるも/範囲の幅が広いので、長く生きているほうが有利ですよね(苦笑)。「ドライバーとしてF1に初めて参戦した日本人は?」とか、たぶん若い子は知らないですよね。「亜久里さんかな」とか思っちゃいそう。

渡邊/あー確かにそうですね。当時を知らないと、今もメディアにたくさん出ている人の名前が浮かんじゃいそうで。

司会/なるほどなるほど。「知識として知っている」という情報と、「経験として知っている」という生の思い出とでは、かなり差がありますよね。

まるも/(渡邊の答案を採点しながら)いま25問目まで採点が終わりましたが、ここまで全問正解ですよ。すごいなあ。

司会/一問くらい間違えたほうが愛嬌があるんですけどね。

渡邊/ふふふ。

まるも/「これは苦戦した」というジャンルはありましたか?

渡邊/うーん、どうかなあ。即答できない問題はいくつかありましたね。メカニズムとかドラマに登場するクルマとかはちょっと苦手かな。

まるも/あ、初めて間違いがありましたね(問49)。

渡邊/あー。「間違っているものを選びなさい」っていう問題って、焦っちゃいますよね……。

司会/制限時間は1時間でしたが、20分くらいで鉛筆を置いてましたもんね。見直しはしなかったんですか?

渡邊/うーん……。

司会/しなかったんですね。

まるも/なんだか「見直しをしなくてケアレスミスしちゃう」っていうのがすでに甘酸っぱいですよね(笑)。検定は前と同じで東京、名古屋、大阪の3会場なんですか?

司会/いいフリですねー。今回から東京、名古屋、大阪に加えて八戸、仙台、福岡でも実施することになりました。どこでも希望の会場で受けられます。

まるも/あ、間違い2問目発見しました。「’97年に放映された、反町隆史と竹野内豊が主演したルノー4が出てくるTVドラマのタイトルは?(問85)」。

渡邊/そのドラマは見てなかったんですよね……。

司会/そういうところなんですよねー。「生きた知識」と「単にあとから知った情報」の違い。

まるも/採点終了しました。4問しか間違えてないので、96点ですね。これはすごい。

司会/(パチパチパチ←拍手)

司会/まるもさんは問題をご覧になってどうでしたか?

まるも/私は2級の問題をちょっとやってみたんですけど、自分の弱いところがわかりましたね。あー、こういうところ知らないんだなーと。

司会/どんな弱点が?

まるも/カタカナを読み間違えるんです。「GMの創設者の名前は」とか、別のところに○を付けてしまうんですよね。あとは数字や年号。こういう暗記物が苦手でした。

司会/これはマリオ高野二等兵が言っていたことなんですが、「ネットで調べてすぐ出てくる情報が覚えられない」そうです。なるほどなーと。

まるも/ほんとそうなんです。頭に入ってないんだなあと。現代病ですね。

渡邊/でもそれは普通の勉強も同じですよね。歴史や英語も基本、暗記でしょう。

司会/また優等生発言を。見直ししなかったくせに。

渡邊/「くせに」って! いやね、やっぱり自分がクルマに興味を持ちだした頃の問題が一番得意だったね。「自分とクルマが密接に繋がっていた時期」って人によって違うと思うんだけど、そういう時代の知識は勉強しなくても身についているっていう感じでした。

司会/「こういう問題があったらいいな」というようなのってありますか?

まるも/そうですね……。もちろんこれは将来的に、という話なんですが、例えば「ロードスターで筑波サーキットを走った時に、最終コーナーは何速が最適か」というような、「実際にそこを走ってみて初めてわかるような問題」があると嬉しいなと思いました。

司会/ほほう!

まるも/頭でっかちになってほしくないんですよね。実際に自分で体験したもの、ハンドルを握って得たものを反映できるようになれば、すごくいいと思います。

渡邊/知識に偏っちゃうのはよくないですよね。経験則みたいなのが生かせれば。

司会/ぜひ事務局に伝えたいと思います。本日は本当にありがとうございました!

第2回「くるまマイスター検定」(11月16日(日)開催)に
あなたもチャレンジしてみませんか!?

 さて本文中でも紹介したとおり、「くるまマイスター検定」の第2回は今年11月16日(日)、東京、名古屋、大阪に加えて八戸、仙台、福岡の全6会場で実施される。

 前回は3級および2級のみの開催だったが、今回はジュニア(中学生以下のみ)、1級(2級合格者のみ)も設定される。

 3級は100問中60問以上正解で合格、2級は100問中70問以上正解で合格、1級は100問中80問以上正解で合格、ジュニアは50問が出題され、40問以上正解でA級ライセンス、30問以上正解でB級ライセンス、それ以下だとC級ライセンスが与えられる。

 受検料は3級が4000円、2級が5000円、1級が6000円、ジュニアが2000円(2級と3級の併願は割引で8000円)。そのほか家族割引や団体割引などもある。

 そしてこの「くるまマイスター検定」をさらに楽しむためには、なんといっても公式ガイドブックがお薦め。1~3級の問題の多くがガイドブックから出題されるだけでなく、前回の検定問題(全200問収録)やクルマ界全般の大まかな概要を知ることができる。

 このガイドブックには検定の申込用紙も付いているので、一冊があればくるまマイスター検定の対策はバッチリ。何度でも読み返せるぞ!(前回発売した『クルマ情報自慢2013~2014』と一部内容が重複しますのでご注意ください)

マイスター表紙
全国書店にて発売中!

くるまマイスター検定公式サイト 

https://www.meister-kentei.jp/car/index.php

問い合わせ電話番号    :phone:0570-085-500(マイスター検定運営事務局)

次ページは : 第1回「くるまマイスター検定」3級試験の問題を一部紹介!!

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