■トヨタは水素でル・マンの頂点を狙う!
もともとル・マン24時間レースはさまざまなジャンルに前向きなカテゴリーなのはよく知られている。1991年にロータリーエンジンを搭載したマツダ787Bが日本メーカー初の総合優勝を飾っているなどの歴史がある。
ル・マンは2022年から100%レース用代替燃料を使用しており、すでに例年比で約65%のCO2削減に成功、カーボンニュートラルへも前向きなレースであることは間違いない。
現在、ル・マン24時間レースの最高峰カテゴリー「ハイパーカークラス」では、内燃機関+モーターのハイブリッドエンジンを搭載するトヨタ(TGR)の「GR010 HYBRID」が、2021年のデビュー以来WECシリーズ12戦中10勝と快進撃中。
また、トヨタは2021年に水素エンジンを搭載したカローラで富士24時間レースに参戦、以後もさまざまな場面でこの「水素エンジン搭載GRカローラ」でデモランを実施し、改良と認知度向上を続けている。
水素エンジンでのトヨタの新たなる挑戦に大いに期待したい!
【画像ギャラリー】トヨタが2026年を目標にル・マンに参戦するマシンのプロトタイプを写真でCHECK!!(7枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方会長はこの会見で不条理な直前BoPに対して苦言呈していましたね。
変わらないルールだったはず(だから開幕三連勝した)なのに変えた、しかも車輛側で対策できない直前に決定事項として通達という、最低ないつもの欧州。
こんな行為に断固として反対しなければ、これから参加してく可能性のあるマツダやホンダなど日本メーカーも同様にやられます。トヨタだけの他人事じゃない。
水素タンク容量が小さいから、補給時間が長くかかるだろうが、その中でチャレンジすることは、これから先に繋がると思う。