■渡辺敏史氏に聞く!/ポルシェの素朴なギモン
本企画最後は渡辺敏史氏にポルシェの素朴なギモンをぶつけてみた! これでポルシェのことがますます好きになるかも?
Q/空冷しかポルシェらしさを味わえないの?
A/そうともいえない。確かに空冷は味わい深く情緒をくすぐられる。「ややこしいことを体感したい人」にはオススメという感じ。でも、水冷のモデルでも911本流のご作法を感じられるので、こちらでも味わえる。
Q/ポルシェ乗るならMTじゃないとダメ?
A/PDK(2ペダル)、速いですよ。速さを求めるならこっち。でも、エンジンのフィーリングとか、意のままに操るアナログ感覚を求めるなら、ポルシェのMTはよくできているのでオススメ。特に997型。クルマと対話したいなら、やはりMTでしょう。
Q /初めて乗るポルシェ、何がいいでしょうか?
A/ 真髄はスポーツカーラインでしょう。911、ボクスター、ケイマンというモデルたち。ケイマンの10年落ちで300万円切りのタマもある。幸せ感、ありますよね。
Q /SUVではポルシェのよさを味わえない?
A/ そうですね、SUVはちょっと……。でも4ドアでなきゃいけない、という人ならSUVもありですね。
Q/ 50年後も911は正常進化を続けますか?
A/ それはわからないですね。ピュアEV時代になっている可能性も高いし。でも中身は変わってもカタチとしての911は続くはず。そもそもポルシェは形状自体が「宝」という感じなので。
Q /ポルシェはクルマ界にとってどんな存在?
A/ やはり"師"ですかね。速さなどのパフォーマンスもそうだけど、実用性を含めた効率。それらすべてに「習う」ところがあるのがポルシェです。
みなさんいかがだったでしょうか? 少しでもポルシェ911のことが理解できたでしょうか?
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