■ハイエース誕生50周年記念車(2018年)
●残価率/101.1%
乗用モデルだけでなく、商用モデルにもトヨタはアニバーサリーモデルを設定しているのが特徴だ。まずは2018年8月に発売されたトヨタハイエースの誕生50周年記念車、スーパーGL 50周年アニバーサリーリミテッド。
最上級グレードのハイエースバン・スーパーGLをベースに漆黒のグリルなどを装着したモデル。
全6グレードが設定されているが、最も多いのが2.8DTスーパーGL50周年アニバーサリーリミテッドロングボディ4WDで流通台数は69台。
価格帯は約379.8万~約499万円で平均価格は418万円となっており、新車時価格の413万3160円の101.1%となっている。
■ハイラックス誕生50周年記念車(2018年)
●残価率/100.5%
2017年9月に13年ぶりに日本市場に復活したハイラックスには2018年11月に誕生50周年を記念したZブラックラリーエディションを設定し、394万7400円で発売開始した。
現在中古車の流通台数は26台で、価格帯は約384.7万円~475万円。ドレスアップ車も含まれるものの、平均価格は397万円で、新車時価格を100.5%と上回る結果となっている。
やはりランドクルーザーやハイエース、ハイラックスと多少ドレスアップ車の影響はあるものの、こういった個性的なクルマが高価格をキープするようだ。
■スカイライン60周年記念車(2016年)
●残価率/56.9%
続いては日産だが、トヨタと比べると車種数は正直寂しい。まずはスカイライン。2016年11月に60周年記念車を3グレード設定。
最も中古車の流通台数が多いのが350GT ハイブリッド60th リミテッドの4台。価格帯は約360万~約399万円で、平均価格は331万円。新車時価格は581万400円なので、残価率は56.9%だ。
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