タジマモーターコーポレーションは2023年10月17日、長野地方裁判所松本支部が「モンスター田嶋」こと田嶋氏がグループ会社において廃棄物(木くず)の不法焼却をグループ会社の当時代表者と共謀したとして罪に問われた件について、無罪判決を言い渡したと報告した。
文、写真/ベストカーWeb編集部
■田嶋氏に無罪判決
2023年10月17日、長野地方裁判所松本支部は、株式会社タジマモーターコーポレーション(以下、同社)の創業者であり、当時代表取締役会長であった田嶋伸博氏及び同社に対し無罪判決を⾔い渡した。
この事件は田嶋氏が、同社グループ会社である大町温泉観光株式会社(「大町温泉観光」)の当時の代表者が同社において運営する爺ガ岳スキー場内において廃棄物である木くず約41.8キログラムを焼却したことにつき共謀していたとの公訴事実のもの。
田嶋氏は、共謀の事実を否認して無罪を主張しており、同社としても、田嶋氏による共謀が存在せず、同社は木くずの焼却には関与していないとして、無罪を主張していた。
同社は今回の判決後、「裁判所の審理を通じて、田嶋及び弊社の違法焼却に対する関与がないことが認められたことについては大変嬉しく思うと同時に、田嶋及び弊社の社会的信用を回復する第一歩になるものと考えております。
仮に検察官から控訴があった場合には、引き続き弊社らの無罪を訴えていく所存です」と発表した。
また、「弊社グループは、今回の事件に関連して大町温泉観光と当時の代表者が廃棄物処理法違反の罰⾦刑を受けたことについて社会的責任を痛感しており、これを契機として、これまでも、そしてこれからもグループの法令遵守を強化していく所存です」としている。
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