■弱点はやはり航続距離の短さか?
ホンダeが搭載するバッテリーの最高出力は100~113kWで最大トルクは315Nm、航続距離は300km弱とほかのEVに比べて短いところは当初から指摘されていた部分だった。
現在のホンダeの価格は495万円で、一充電走行距離はWLTCモードで259kmと明らかにセールスポイントとしては弱かった部分は否めなかった。
ただし、物理的なサイドミラーに代わり、車載カメラによる画像から車体外部のサイドカメラミラーシステムといった先進技術が多く盛り込まれていたのもホンダeならではだったと言えるだろう。
登場から3年弱を経過してホンダのラインナップから消えることになったホンダeだが、ホンダ初となるバッテリー型EVの礎として一定の存在感を放ったことは忘れてはならないと思う。
【画像ギャラリー】2024年1月いっぱいで生産終了へ……ホンダ初量産型EV「ホンダe」(30枚)画像ギャラリー
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