■西側区間は物流路線として盛況だが?
一方、東北道(久喜白岡JCT)から東名(海老名JCT)までの圏央道西側区間は、様相がまったく異なる。沿道には巨大物流施設が林立し、交通量は6万台~8万台/日に激増。この数字は、同じ4車線の中央道(八王子JCT付近)を大きく上回っている。
圏央道西側区間は、開通当初から4車線だが、近年の交通量の激増によって、平日でも自然渋滞が頻発している。なにしろ交通量の半分を大型車が占めるという、新東名をも上回る物流路線なのである。
が、物流高速の割には、休憩施設は非常に小ぶりだ。
<内回り>
菖蒲PA 大型52台/小型86台
狭山PA 大型55台/小型70台
厚木PA 大型54台/小型69台
<外回り>
菖蒲PA 大型51台/小型88台
狭山PA 大型65台/小型59台
厚木PA 大型42台/小型76台
東名高速・足柄SAは、圏央道西側と同程度の交通量(約8万台/日)で、大型260台/小型517台の駐車能力を持つ。圏央道西側のPAの約5倍の規模で、施設の充実度も比べ物にならない。
圏央道はレジャー利用が少ないなど、東名とは使われ方がまったく異なるので、さすがに東名と同レベルの施設は必要ないが、自然渋滞が頻発するうえにPAも小さくて余裕がないのでは、利用者にとっては砂漠だ。
圏央道西側区間は、本来なら6車線への拡幅が必要だが、現状、計画すら存在しない。計画されたとしても、トンネルが多いため、着工から完成まで10年から20年は必要だ。せめて、比較的簡単に実現できるPAの拡張を行うべきである。
【画像ギャラリー】東側と西側で異なる問題を抱える圏央道に関する資料と写真を見る!(6枚)画像ギャラリー
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