【えっ!? こんなことで!?】道路であおられないためには 

 「あおり運転」のニュースを目にするたび、「もし自分が巻き込まれたら…」と怖くなりますよね。

 もちろんあおり運転は、煽る側が悪いわけですが、こうした運転中のトラブルは、命の危険もあり、絶対に避けたいものです。

 今回は、走行中に煽られる理由と、その対処法をご紹介します。

 文:吉川賢一 写真: いらすとや、 ベストカー編集部


「あおり運転は罪」になることを知っていますか? 

 「前のクルマが遅い」、「急な割込みをされた」、「直前に煽られた」など、運転中イラっとすることは誰にでもあるでしょう。

 しかし、たとえどんな理由があろうとも、私たちは決して、報復、仕返しや、逆切れをしてはなりません。

 昨今、ニュース等で流れる映像を見てもわかる通り、ドライブレコーダーに記録された映像を都合よく切り取って、あなたが悪者報道されてしまうことも考えられます。

 残念ながら、世の中の人は話が通じる人間ばかりではありません。どんな言い訳をしても通用しない場合があることを、心に留めておきましょう。

 そのうえで、あおり運転の「原因」となる事象を見ていきます。

あおり運転の「原因」とは一体? 

 1. 追い越し車線をキープしている


追い越し車線をキープしすぎると…

 高速道路を走行していると、追い越し車線を走り続けているクルマを見かけることがあります。追い越すための車線をキープされつづけるのは、後続車にとっては非常に迷惑な存在です。

 追い越し車線を走り続けることは「通行帯違反」であり、取り締まりの対象となります。このことを知らないドライバーも意外に多く、これもあおり運転を招く原因となりえます。追い越しするとき以外は走行車線に戻るという意識をもっておきたいものです。

 また、山道などで自分のペースよりも速い後続車が追いついて来た場合、前が見える直線などの路肩にクルマを寄せて、道を譲ってあげましょう。

 きっとハザードや合図を出して、気持ちよく挨拶をしてくれるはずです。

 2.お礼の合図を送っていない

 「そんなことで?」と思われるかもしれませんが、ちょっとした気遣いで気持ちよくドライブができるのでお礼の合図は必ずしましょう。

 例えば、高速道路の合流地点で一台ずつ交互に合流するシーンや、駐車場から渋滞している道に出る際など、明らかに「譲ってもらった」というケースがあります。

ハザードランプ等でお礼をしましょう

 ここ日本では、お礼の合図をするのがマナーです。手を上げたり、会釈したり、ハザードを出すなど、相手に「入れてくれてありがとう」という気持ちを示しましょう。

 この「ちょっとした合図」ができていないと、相手をイラっとさせてしまい、それがあおりの原因になることがあります。

 3.前のクルマとの車間が空いている

 あなたと前のクルマとの車間距離だけ空いていませんか?

車間距離をうまくたもちましょう

 これもよくあるあおりの原因です。車間距離が空いていると、気の短いドライバーには、「(あなたが)ノロノロ運転している!」と受け止められてしまうのです。運転中は周囲の状況をよく把握し、周りのクルマの流れに合わせる気持ちで運転をしましょう。

 4.後ろから来たクルマの走行を意図なく遮ってしまった

 追い越し車線に出て加速をしたけれど、さっきまでいなかった後続車がすぐ後ろまで迫っていたというシーンもあおり運転を招く原因のひとつです。

 これは、後続車から見ると、「進路を邪魔された」と間違いなく受け止められてしまうことになります。

 しかし、これで煽られたとしても、冷静に対処しなければなりません。できるかぎり速やかに走行車線に戻り、無難にやり過ごしましょう。

 5.急減速やブレーキを踏むなど仕返しをする

 煽られた腹いせに急減速やブレーキを踏んでしまうことは、絶対にやってはいけない行為です。

 すでにあおり運転をしているドライバーは、頭に血が上っています。ここに挑発的に思える急減速やブレーキを踏む行為をされれば、確実にトラブルに発展してしまいます。

 「仕返し」をすることで、その場はすっきりするかもしれませんが、後味は悪いものになります。理不尽なことをされたとしても、「神」になったつもりで流しましょう。

まとめ

 筆者の場合、あおり運転を見たとき、されたときは、相手が「トイレをものすごく我慢しているヒト」と考えるようにしています。「あ、トイレいきたいんだよね、ごめんね」と思うと、気の毒に思え、怒りも無くなります。

 運転中のトラブルは思わぬ大事故につながりかねません。自分や同乗者の命を守るため、日頃から臨機応変に対処できる心構えで運転をしましょう。

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